えみねむ
イギリスのパートナービザ(ファミリービザ)を申請しようと思ってるけど、日本語の情報があんまり充実してなくて、正直よくわからない。誰か、申請したことある人に書類の詳細とか聞きたい!
イギリスのパートナービザは、ワーホリビザのように必要な書類がはっきりしておらず、非常に複雑です。
そこで不安でいっぱいの方のために、パートナービザの申請を終えたばかりの私が、体験を含めたパートナービザの申請情報をまとめました。
この記事ではこんなことがわかります。
- イギリスのパートナービザ(ファミリービザ)の申請資格
- イギリスのパートナービザの申請費用
- イギリスのパートナービザでできること
- イギリスのパートナービザの申請の流れ
- イギリスのパートナービザの申請に必要な書類(更新予定)
もし、イギリスの永住権を取得したいとお考えの方は、イギリス永住権の条件・取得方法の完全まとめをご覧になり、永住権の取得を前提にビザの計画をすることをおすすめします。
イギリスで起業する手続きについてもまとめています。
えみねむ
イギリスに移住したいけど、ビザとかお金とか、色々不安…
※この記事に掲載している情報は、2020年7月時点で調べた情報に基づいています。ビザの条件などは変更されることがあります。必ずイギリス政府の公式サイトをご確認ください。本記事の内容や翻訳の内容に基づいて行動した結果損害が生じても、当サイトは責任を負いません。
※ビザの申請に必要な書類は、申請者の状況によって大きく異なります。ここに掲載している情報は、筆者がビザを申請した当時の状況にのみ当てはまるものです。実際にビザを申請する際は、弁護士などの専門家に相談することを強くおすすめします。
※レートは1ポンド=約130円を基準に計算しています。金額は目安であり、為替が大きく変動した場合に備えて、余裕を持って資金を準備することを強くおすすめします。
目次
イギリスのパートナービザ・婚約者ビザとは
イギリスのパートナービザ・婚約者ビザは、ファミリービザの一種です。
中でも、イギリスでパートナーや婚約者、配偶者と一緒に住むためのビザです。
パートナービザ(配偶者ビザ)と、婚約者ビザでは滞在できる期間が違います。
- パートナービザ(配偶者ビザ):2年半
- 婚約者ビザ:6ヶ月間
婚約者ビザの場合は、その後に結婚することが前提になっているので、6ヶ月後に結婚する予定がないカップルには不向きです。

イギリスのパートナービザ(ファミリービザ)の申請資格
パートナービザの申請資格は、次の通りです。
- 申請者とパートナーの両方が18歳以上である
- パートナーが次のいずれかである:
- イギリス国民である
- イギリスに定住している(例:イギリスの永住権を保有している、イギリスに居住しており期間は無期限である、永住証明を保有している)
- イギリスで難民認定または人道的保護を受けている
- 申請後、申請者と申請者のパートナーはイギリスで永久に一緒に住むつもりである
簡単に言えば、パートナーはイギリスのパスポート、永住権やそれに類するもの、難民認定のどれかを持っていなければならないということです。
イギリスのパートナービザの申請にあたって証明が必要なこと
イギリスのパートナービザの申請にあたって、証明が必要なことは以下の通りです。
- 申請者は以下のいずれかである:
- 申請者はイギリスで認められている市民パートナーまたは結婚をしている(パートナービザ・配偶者ビザ)
- 申請時点で、申請者は少なくとも2年間パートナーとして同居している(未婚パートナービザ)
- 申請者は婚約者またはプロポーズされた市民パートナーであり、6か月以内にイギリスで結婚するか、市民パートナーとなる(婚約者ビザ)
- 申請者の英語の能力を証明する
- 申請者自身と申請者の扶養家族を経済的に支えられることを証明する
これらの要件を満たしていない場合でも、次の場合はビザを申請するか、滞在許可を延長することができます。
- イギリスにイギリス市民またはイギリスに7年間住んでいる子どもがいて、イギリスを出国するのが無理だと思われる場合
- イギリス国外でカップルとして同居すると、申請者が克服できないような申請者と申請者のパートナーにとっての非常に大きな困難があろうという場合
- 申請者がイギリスに来るのを止めたり、退去させたりすることは申請者の人権を侵害するであろうという場合
簡単に言えば、
- パートナーと結婚しているか、2年間同居しているか、婚約していて6ヶ月以内にイギリスで結婚するかのどれか
- 英語の能力を証明できる
- 自分と扶養家族を養えるだけのお金や収入があることを証明できる
の3つが柱となります。
英語の能力に不安がある方は、こちらの記事を参考にして英語力を高めてください。
フィアンセビザ(婚約者ビザ)の場合
フィアンセビザ(婚約者ビザ)の場合は、さらに追加で以下の条件があります。
- 申請以前に結婚や市民パートナーがあった場合、それが終了していることを証明する
- イギリスに到着してから6か月以内に結婚または市民パートナーになる予定であることを証明する
申請以前の結婚を解消するのは、他の人と結婚するわけなので当たり前ですし、結婚する予定なのも当然なので、難しい条件ではありません。
イギリスのパートナービザの申請費用
パートナービザの申請時に、以下の申請費用と共に、保険料も支払います。
保険料は人によって違いますが、私の場合は滞在1年あたり400ポンド(約52,000円)ほどでした。
(2年半分なので1,000ポンドです)
生体認証登録のために19.20ポンド(約2,496円)必要です。
イギリス国外から申請 | イギリス国内から延長・切り替え |
1,523ポンド(約197,990円) | 1,033ポンド(約134,290円) |
支払い方法は、次のような主要なクレジットカード・デビットカードに対応しています。
- VISA
- MasterCard
- American Express
イギリスのパートナービザでできること
イギリスのパートナービザの制約はほとんどなく、かなり自由です。
以下のことができます。
- 仕事
- 勉強
- 滞在期間の延長
- 永住権の申請
ただし、婚約者ビザの場合は仕事も勉強もできないようなので、注意しましょう。
イギリスのパートナービザでできないこと
イギリスのパートナービザでできないことは、以下の通りです。
- 通常、自分や自分の扶養家族のために給付金やその他の公的資金を受け取る
- 対象となるまでにイギリスでの永住権を申請する
フィアンセビザ(婚約者ビザ)の場合、婚約中は働けなくなります。
イギリスのパートナービザの申請の流れ
パートナービザの申請の流れを一つずつ説明します。
- パートナービザが滞在の目的に合うかどうか、パートナービザに申請できるかどうかを以下のリンクから確認します。
- パートナービザに申請することにした場合は、まず認可された移民専門の弁護士に相談することをおすすめします。これはもちろん、追加で15万円〜40万円くらいの費用がかかるので、任意です。ただ、必要な書類や申請フォームに入力する内容は、人によって大きく違います。イギリス政府のウェブサイトの内容やガイダンス、ここに掲載している必要な書類などの情報とは、申請者の場合に必要なものは全く同じにはなりません。また、弁護士がついていることを示せば、移民局は簡単にビザを却下しづらくなる可能性もあります。というのも、万が一ビザが却下された場合、裁判を起こして決断を覆せる可能性が高くなるからです。
そのため、安心のためにも費用がかかっても弁護士を雇うことを強くおすすめします。
必要であれば、以下のリンクを参考に、弁護士を探してみてください。
- ビザに必要な書類や資金を集めます。弁護士にチェックリストを送るよう依頼して、必要な書類が何かを把握します。提供すべきとされている情報は、以下の通りです。
- 申請者のフルネーム
- 申請者の誕生日
- 有効なパスポート
- パスポートの写真ページの見開きコピーと旧パスポートのビザや入国スタンプ
- BRPのコピー(ある場合)
- 過去に行った移民申請の詳細
- 犯罪の有罪判決の詳細
- 国民保険番号(National Insurance Number)(ある場合)
- イギリス国外から申請する場合、両親の生年月日と国籍
- 申請者が検査が必要な国の出身の場合、申請者の結核のテストの結果
- 英語やウェールズ語以外の文書があれば、認定された翻訳
- イギリス国外で申請する場合、ビザを発行するために必要なパスポートの空白ページ
- メールアドレス
- 申請者の資金証明
- 申請者の英語能力の証明
- イギリスにいる家族のスポンサーフォームなど、状況に応じて追加の書類
- パートナーの名前
- パートナーの生年月日
- パートナーの国籍
- パートナーのパスポート
- パートナーのイギリス在住の権利(イギリス国民であるなど)
- 申請者のパートナーが以前に結婚していた、市民パートナーだった、または子どもがいた場合、その相手
- 過去の結婚が終了した証拠(離婚証明書など)
- 申請者のパートナーが金銭的に支援する人(両親など)
- 申請者のパートナーとの関係(申請者がどのように会ったか、申請者とパートナーが会う頻度)
- 申請者とパートナーが一緒に住んでいた期間(住民税の請求書などの証拠が必要)
- 共同で支払う請求書
- 申請者が申請者のパートナーの介護者であるかどうか
- 申請者の子どもと申請者のパートナーの子どもがいる場合、申請していない場合でも、すべての子どもについての詳細:
- 子どもの名前
- 子どもの国籍
- 子どもの生年月日
- 子どものパスポートの詳細
- 子どもが普段一緒に住んでいる人
- 申請者の子どもに対して親としての責任を持つ他人(申請者の継子の他の両親など)
- 申請者が子どもの日常生活にどのように関わっているか
- 子どもに面会する手配(裁判所の判決で申請者に面会が許可されているなど)
- 子どもの拡大家族
- 申請者の子どもの訪問した、または住んでいた国
- イギリス国外での生活
- 申請者が住んでいた、または訪れたイギリス以外の国
- 申請者が生まれた国や国籍を持つ国の家族や友人
これはあくまで「提供すべき情報」であって、具体的な書類名などは書かれていません。
- 書類を集めたら、弁護士やパートナーと一緒に間違いないかどうかを確認します。必要な書類や修正が必要な書類があれば、すぐに取り寄せるか、修正をします。わからない場合は、自分で判断せず、必ず専門家に聞きましょう。弁護士が一番安心です。オンライン申請も、できるときに入力しておくと後で楽です。この時、必ず申請ボタンを押さずに保存しておいてください。
申請ボタンを押したら送信されてしまい、修正ができません。
- 申請日が決まったら、その日にオンライン申請を行います。ここですることは、以下の通りです。
- オンライン申請フォームを全て正確に入力する
- 入力内容を確認して送信する
- 申請料と保険料を支払う
申請し終わったら、そのままアポイントメントをとるので、そのつもりで準備しておいてください。
- 生体認証と顔写真をとるために、アポイントメントを予約します。もし足りない書類があった場合に、アポイントメントの日までに取り寄せられるよう、少し余裕を持った日にちを選びましょう。イギリス国内から申請する場合は、イングランドのみに10箇所あるサービスポイントの中から行きやすい場所を選びます。イギリス国外から申請する場合は、申請する国によってサービスポイントがある場所、ない場所があるようです。日本では、東京と大阪にあります。以下のリンクから確認してください。
- アポイントメントの日までに、必要な書類を全てアップロードします。アポイントメントをとったウェブサイト上に、書類のアップロードについて案内があります。それに従って、ログインして書類をアップロードしてください。アップロードし終わった書類の中で、必須のものの全てのハードコピーを持ってアポイントメントに行きます。実際には、以下のもの以外はチェックされない可能性が高いですが、念のため必須の書類は持っていった方がいいと思います。
- アポイントメントの確認書(メールに添付される)
- 申請者のパスポート
- パートナーのパスポート
- BRP(ある場合)
交通機関の遅れなども考えて、1時間前くらいには現地についていると安心です。
口から自然と英語が出てくるための英語学習法とは
外国人と英語で話そうとするとき、えみねむ
こう言う時は at だっけ、on だっけ?
それは、頭で英文を考えているからです。
英語を頭で考えるのではなく、体で覚えることで自然と英文が出てきます。
そうなるためには、英会話を並行して習得することが必須です。
私も、英会話ができるまでは、毎回頭の中で日本語を英訳してから英語を書いていました。
しかし、ある程度話せるようになってからは、英作文をしなくても自然に出てきた文を書けるようになりました。
私の場合は、一人で独学で勉強したためかなり遠回りしましたが、最短で英語ができるようになりたければ私と同じ失敗はしないでください。
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