日本人の中には、 世界一周に行く人がたくさんいます。
特に珍しくもありません。
世界一周の本やブログなどもたくさん出ています。
世界一周がただの旅行と特に違うのは、期間の長さです。
ただ、短期間の弾丸旅行ならまだしも、数ヶ月〜年単位の旅は、日本のサラリーマンでは難しいです。
そのため必然的に、世界一周をしている日本人は
- 時間に余裕のある学生
- 仕事を辞めた社会人
がほとんどです。
でも、社会人が仕事を辞めてまで旅に出たい理由は何だろうと思いませんか?
当然旅から帰れば、また仕事を一から探さないといけなくなります。
失業するリスクがあり、再就職がめんどくさいのに、なぜ旅に出るのでしょう?
目次
海外旅行のワクワク感にトリコになる
海外旅行にはまりだしたのは、大学の卒業旅行でヨーロッパ周遊をしたあたりからでした。
皆さんも、海外でこんな経験ありませんか?
- ホテルの場所がわからずに困っていた時、周りの人が教えてくれて何とかたどり着いた。
- 片言の英語でも、やっとの思いでなんとか意思疎通できた。
- 何も知らない土地で一生懸命目的地にたどり着く。
- 言葉の通じない中で、何とかコミニケーションを取る。
これが、私にとっては何にも代えがたく、ワクワクする体験だったのです。
新卒で銀行に就職してからも、このワクワクが忘れられませんでした。
年に1度は必ず海外旅行に行くことをモチベーションに、仕事をしていました。
ただ、途中からいつしか、銀行特有の「ミスができない」息苦しさや、日本社会の息苦しさを感じるようになっていきました。
それとともに「スペインみたいにのんびりしたところに住みたいなあ」という思いも強くなっていきました。
>> 日本のおかしいところ9選!今の日本社会は異常?根本的な問題とは
医師に1週間の余命宣告を受けたら、その1週間をどう過ごしますか?
家族とひたすら一緒に過ごす。
行きたかったところに行く。
好物のものをたらふく食べる。
いろいろあると思います。
でも、本当に人生が終わるかもしれない状況になったことは?
それを真剣に考えたことは?
なかなかないと思います。
私も、もちろんそうでした。
病気もしていなければ、家族も生きている。
自分の命について考える機会はありませんでした。
そんな私が、24歳の時に突然人生の終わりについて考えるようになりました。
そこから徐々に、考え方、生き方、人生の優先順位、全てが変わっていきました。
そしてそれは、世界一周を決意したことがきっかけでした。
銀行での担当顧客が世界一周を決意するきっかけに
銀行での担当顧客は、基本的に60歳以上の人生の先輩方です。
「こんな年の取り方をしたいな」と思うような素敵な方もいれば、正直そう思えない方もいました。
そうしたあらゆる生き方をたくさん見て、自分がどんな生き方をしたいか、日頃から考えるようになりました。
銀行での経験は、それだけ私に影響を与え、私の人生にとって今でもプラスになっています。
世界一周を決意したのは、銀行で仕事中のふとした思いつきから
平日は図書館から借りてきた旅行本を読みあさり、土日は本屋で旅行本を立ち読みして、海外旅行の事ばかり考えていた私は、もちろん世界一周の本もたくさん読んでいました。
「世界一周は退職後か産休中に行こう。生きてるうちに行こう」ぐらいに思っていましたが、その考えは変わりました。
ある日銀行で仕事をしていて、
「もし明日、北朝鮮からなんか飛んできたら…私絶対後悔するなあ。銀行では一生を終えたくないなあ」
とふと思いました(笑)
そう思っているうちに、
「世界一周を今すぐしたい!お金が貯まり次第行こう!」
と1年後の出発を決意しました。
世界一周までの道のり
世界一周を決意してからは、1年間ひたすら世界一周のことばかりを考えていました。
具体的には、主に以下の4つのことをしました。
仲の良い友人に世界一周に行くことを言いふらし、後戻りできない状況に自分を追い込む。
最初の目的地である香港行きの片道チケットを買い、後戻りできない状況にする。
徹底的に出費の無駄をなくし、本当に行きたい飲み会以外には行かないようにし、お金を給料の半分以上にあたる、月に10万円ずつ貯める。
出発前の8カ月間、1日も休まずに毎日英語の勉強。最後の3カ月間はそれにスペイン語の勉強をプラス。
この決意&行動をしてから、私の中で何かが変わりました。
知らない土地で一人で、しかも周りと肌の色が違う私が治安の悪い地域にいることは、場所と時間によってはとても危険ですよね。
旅行中に危険な目に遭う可能性もあります。
私はこのとき、生まれて初めてその覚悟をしたのです。
日々、「生きること」と「人生が終わること」について否応なしに考えるようになりました。
身近な人を大切にするようになった
すると、不思議なことに、物事のあらゆる見方が変わりました。
私はできた人間ではなく、人に感謝したりその気持ちをあらわしたり素直にできなかったのですが、何かしてもらったらすぐに、人に感謝の気持ちを伝えるようになりました。
そして身の回りにいる、私を大切にしてくれてる人(その人は間違いなく私にとっても大切な人です)を大切にしようと思うようになりました。
もうその人に会えないかもしれないからです。
あのとき「ありがとう」って言えばよかった、って後悔したくないからです。
出発前の最後の1年間は、ひたすら家族と大切な友人にだけ時間を割くようにしました。
いくら暇でもそれ以外の人とは会わず、1人で自分のために過ごすようにしました。
それまでは、ひとりで出かけたり、ひとりでずっと家にいるのは寂しい孤独なことだと思っていましたが、そんな考えもなくなりました。
これは私にとっては驚くべき変化でした。
「人生の終わり」を意識しなければ、決してこうはなっていなかったでしょう。
10年後、生きている保証はあるか
人ってついつい、
「退職したら思う存分好きなことをしよう」
「あと5年くらいしたら、〇〇に行こうかな」
「子供との時間がなかなか取れないけど、仕事が忙しいから仕方がない」
などと、やりたいことや今しかできないことを先送りにしてしまいがちです。
でも、ちょっと考えてみてください。
あなたが退職するまで生きているという保証はありますか?
5年後、10年後まで生きているという保証はありますか?
仕事に余裕が出てからいざ子供と遊ぼうとしたとき、子供は今と同じように遊んでくれますか?
今!!
今やりたいことを始めてください。
そして周りに言いふらして後戻りできないようにしてしまいましょう。
口から自然と英語が出てくるための英語学習法とは
外国人と英語で話そうとするとき、えみねむ
こう言う時は at だっけ、on だっけ?
それは、頭で英文を考えているからです。
英語を頭で考えるのではなく、体で覚えることで自然と英文が出てきます。
そうなるためには、英会話を並行して習得することが必須です。
私も、英会話ができるまでは、毎回頭の中で日本語を英訳してから英語を書いていました。
しかし、ある程度話せるようになってからは、英作文をしなくても自然に出てきた文を書けるようになりました。
私の場合は、一人で独学で勉強したためかなり遠回りしましたが、最短で英語ができるようになりたければ私と同じ失敗はしないでください。
あなたよりも英語が得意な人の力を借りましょう。
家に居ながらでも、オンライン英会話を使えば好きな時間に英会話を学べます。
無料体験もできるので、利用しない手はありません。
英語が自然に口から出てくる!オンライン英会話は、無料で試せる英語習得の近道です。
最短でビジネス英語を習得したい方
>> 【Bizmates(ビズメイツ)】がおすすめ!
初心者〜中級者で日本人講師に格安で習いたい方
>> ワールドトークがおすすめ!
初心者〜中級者で費用を抑えたい方
>> kimini英会話 がおすすめ!