えみお
海外旅行するときって、荷物はミニマリストにしたいけど、海外だからないと不安な持ち物もあるよね。
えみねむ
ミニマリストになりたいなあ。片付けは始めてみたけど、いまいち何が自分に必要なのかわからない。
そんな人に向けて、書いた記事です。
この記事を読むと、次のことがわかります。
- ミニマリストになりたい人が海外旅行すべき理由
- ミニマリストになりたいなら海外旅行の前にモノを処分すべき理由
- 海外旅行で荷物をミニマリストにする方法
実際に私はモノを処分し、7kgのバックパック一つで世界一周しました。
海外旅行は、ミニマリストになりたい人に効果的なおすすめの方法の一つです。
そもそもミニマリストって何?という方は、ミニマリズムな生活とは、単にモノを持たないことではないを参照してください。
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目次
ミニマリストになりたい人が海外旅行すべき理由
ミニマリストになりたい人には、海外旅行をするのを私はおすすめします。
その理由は、主に次の通りです。
- 荷物を小さく一つにまとめる必要があるから
- 消耗品などを現地調達するクセをつけるため
- 当然必要だと思っていたものが必ずしも必要ではないと気付けるため
順番にみていきましょう。
荷物を小さく一つにまとめる必要があるから【ミニマリストになりたい人が海外旅行すべき理由①】
海外旅行をするとき、一番時間と労力を使うのが移動です。
飛行機での移動はワクワクするものですし、見知らぬ土地での移動も新鮮で楽しいですよね。
しかし、移動するときに持ち物が多いと、次のような問題が起こります。
- 移動するだけで疲れる
- 速やかに移動できないため、乗り物に乗り遅れる可能性がある
- 速やかに移動できないため、スリやトラブルに遭いやすく対応もしづらい
- 複数の荷物をみておく必要があるため、気疲れする
- 複数の荷物をみておく必要があるため、注意力が散漫になりスリや置き引きの危険性が高まる
そこで、海外旅行を最大限に安全に楽しむために、荷物を減らすしかないのです。
極端な話、パスポートさえあれば海外旅行することは可能です。
荷物の減らし方については、ページ後半の海外旅行で荷物をミニマリストにする方法で解説しています。
消耗品などを現地調達するクセをつけるため【ミニマリストになりたい人が海外旅行すべき理由②】
グローバル化が進み、発展途上国と呼ばれる地域でもほとんどのものがそろう世界です。
消耗品などは、現地で簡単に買えます。
そのため、1週間を超える旅行であっても、1週間分以上の持ち物を持つ必要はありません。
たいていの場所で現地調達できるアイテムには、次のものがあります。
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーソープ
- 歯磨き粉
- 洗顔用品
- かみそり
- 生理用品
- 化粧品
- お菓子、スナック
- 飲み水
- 服
- 小物
- アクセサリー
もちろん行き先によっては、これらが手に入りづらいこともあります。
あらかじめ、都市の規模や発展具合を調べていった方がいいです。
好みにもよりますが、服や小物、アクセサリーも現地調達できます。
旅行で買ったという思い出つきで、さらに特別な思い入れができます。
実際、私はベトナムやミャンマー、タイで買った洋服を数年経ってもいまだに気に入って使っています。
特に、東南アジアや南インドでは、安くて質のいい衣類が手に入ります。
それぞれの質やデザインにこだわる人は、自分の好きな持ち物を少しだけ持っていきましょう。
当然必要だと思っていたものが必ずしも必要ではないと気付けるため【ミニマリストになりたい人が海外旅行すべき理由③】
日本には、用途ごとに非常に細かく商品を分けるところがあります。
世界一周をして、一番その必要性に疑問を持ったのが「ティッシュ」です。
東南アジアでも、ヨーロッパでも、中東でも、部屋にティッシュが存在しないんです。
ティッシュがあるのは4つ星・5つ星ホテルだけです。
鼻をかむ時は、トイレットペーパーを使う人が多いようです。
実際に、一度ティッシュのない生活に慣れてしまうと、ティッシュをわざわざ買う気がなくなりました。
このように、海外に出ることで「当然必要だと思っていたが、必ずしも必要ではないと気付いた」ものがたくさんあります。
- 洗濯物用のハンガー
- 浄水器
- 炊飯器
- 菜箸
- 洗濯ネット
- ペットボトルのお茶
- ヒールの靴
- 傘
どれも、今はなくても十分に豊かな生活ができています。
ミニマリストになりたいなら海外旅行の前にモノを処分すべき理由
海外旅行に行くプロセスの中で、ミニマリストになるための心構えを身につけ、自分に本当に必要なモノがわかりやすくなります。
しかし、そもそもモノを持ちすぎている場合、海外旅行の荷物にも何を優先すべきかが判断できません。
常にモノをたくさん抱えている人は、
えみお
これがないと困るかもしれない。
えみねむ
これももしもの時のために必要だ。
と何かと理由をつけてモノを持とうとします。
結局現地に行って、ほとんどのものを使うことなく、家から遠くまで運んで家に持ち帰っただけになります。
海外旅行では、どんな観光地に行くにも都市を経由するはずです。
そこで、たいていの日用品は手に入ります。
まずは、海外旅行を通してミニマリストになる前に、モノを処分しましょう。
その方がより身軽に、海外旅行を楽しめます。
モノの処分については、以下の記事を参考にしてください。
海外旅行で荷物をミニマリストにする方法
では、海外旅行に行く時の荷物をミニマリストにするには、具体的にどうしたらいいのか?
ポイントを次の通りいくつかまとめました。
- 荷物は貴重品バッグとリュックの2つに全てまとめる
- できればバッグに少しゆとりを持たせておく
- なるべくお土産を買わない
- かさばるお土産を買う場合は配送も検討する
- スマホのアプリなどを有効活用する
それぞれのポイントがなぜ大切なのかを、これから書いていきます。
荷物は貴重品バッグとリュックの2つに全てまとめる【海外旅行で荷物をミニマリストにする方法①】
海外旅行の荷物で多いのが、チェックイン用の大きなスーツケース一つと小さな手荷物を持つパターンです。
私も海外旅行に慣れていない頃、自分の腰の高さはある大きなスーツケースでヨーロッパ周遊旅行をしたことがあります。
その結果は…本当に大変でしたね。
- 石畳の道で重いスーツケースを引くため、非常に歩きづらく疲れる
- 都市から都市への移動の際に毎回スーツケースをホテルから空港、空港からホテルへと運ぶため、移動日はヘトヘトになる
- 地下鉄や電車のホームに行くのにエレベーターがないことがよくあり、長い階段を重いスーツケースを持って上り下りしなければならず、ヘトヘトになる
- 飛行機に乗るたびに、チェックインと手荷物受取所で長時間待たなければならず、貴重な休暇の時間がムダになる
- 大きなスーツケースを持っているだけで、現地のスリの格好のカモになる
- 危険が迫った時に走って逃げられない
そんな状況で、よく旅行を楽しめたなと今になっては思います。
もう、大きなスーツケースはこりごりです。
そこで、おすすめは、荷物を貴重品バッグとリュックの最大2つにまとめることです。
スーツケース派の人は、リュックは持ちたくないと思うかもしれません。
(私もそう思っていました。)
でも、一度リュックの良さを知ってしまうと、もうスーツケースには戻れません!
リュックのいいところは、次の4つです。
- 両手が空く
- 荷物を置き忘れたり、置き引きにあったりする心配が少ない
- エレベーターがなくても階段を楽に上り下りできる
- 身軽なのですばやく動ける
最近は、Amazonなどでスポーティすぎない都会にも合うデザインのリュックもたくさんあるので、リュックのデザインが好きじゃないという方はチェックしてみてください。
貴重品は手元に持っておきたいでしょうから、小さなバッグを正面に斜めがけにしておけば完璧です。
リュック一つで管理できるという人は、なおよいです。
私も今2泊以上の旅行に行く場合は、いつも機内持ち込みサイズのバックパック一つにまとめています。
サブバッグとしての街歩き用のバッグは、そのバックパックの中に畳んで入れています。
できればバッグに少しゆとりを持たせておく【海外旅行で荷物をミニマリストにする方法②】
荷物をパッキングする時は、パンパンにならないようにしましょう。
- 暑くなって上着を脱いだ時
- 現地で何かを買った時
- お土産を入れたい時
など、ゆとりがあれば荷物を増やさずに済みます。
バッグの中身を知りたい人は、具体的な海外旅行用持ち物リストをご覧ください。
なるべくお土産を買わない【海外旅行で荷物をミニマリストにする方法③】
バッグにお土産のスペースを残しておくのはよいですが、お土産はなるべく買わないようにしましょう。
もちろん、お土産を買うのは各自の自由です。
ただ、お土産は場所をとる上、家に帰ってみるとしょうもないモノに見えたり、全く使わないまま捨てたりすることが多いです。
海外旅行中は気分が高揚しているので、何でも特別に見えるものですが、
えみねむ
日本での普段の生活に合うかな?使うかな?
ということを常に自問自答してみてください。
かさばるお土産を買う場合は配送も検討する【海外旅行で荷物をミニマリストにする方法④】
どうしてもほしいお土産があり、それがかさばる場合は、配送も検討してみてください。
買ったお店から直接自宅まで送ってもらうこともできるかもしれません。
そうすれば、いちいちお土産をホテルまで持ち帰り、ホテルから空港まで持っていく必要がなくなります。
空港でお土産をチェックインしてもよいですが、チェックインと手荷物受取所で待つことになります。
中には、JTBショッピングなどの日本国内で海外旅行のお土産を購入できるサービスもあります。
帰国日に到着するようネットで注文し、旅行を思いっきり楽しみ、帰ったらお土産を受け取るだけ!
究極のミニマリストな買い物の仕方だと言えます。
スマホのアプリなどを有効活用する【海外旅行で荷物をミニマリストにする方法⑤】
ミニマリストな海外旅行を簡単にしてくれるのが、スマホです。
スマホを使えば、次のようなかさばるものが手元にすっぽり1つになります。
- 地図(Google Maps)
- ガイドブック(トリップアドバイザーなど)
- 辞書(Weblio辞書、Google翻訳など)
- 翻訳機(Google翻訳など)
- 財布(LINEペイ、PayPay、楽天Pay、Apple Pay、Google Payなど)
- カメラ
- ホテルやフライトの予約確認書(インターネットで予約した場合)
財布代わりの電子ウォレットは、まだ普及していないところも多いですが、中央〜北ヨーロッパ、北米、一部の大都市では普及が進んでいます。
電子決済ができない場合も、現金をたくさん持ち歩かないためにクレジットカードは必須です。
iPhoneの場合はApple Pay、Androidの場合はGoogle Payが入っているはずです。
スマホを持つと、以下のスマホ用品も必要になり、余計に荷物が増えるように感じます。
- 充電ケーブル
- 変換プラグ(コンセントの形が違う場合)
- モバイルバッテリー
- モバイルWifi
実際には、これも工夫すれば解決できます。
変換プラグは、プラグの部分が複数の形に変えられるものを選べば、国によって毎回プラグを買う必要がありません。
これは、私のパートナーが持っていて、2人分のスマホと2人分の充電器が一度に充電できるすぐれものです。
これまで、それぞれの行き先に合わせてプラグを買っていたこともありました。
しかし、プラグがどんどん増えてかさばるので、このように1つにまとまっていてプラグの切り替えが簡単なものが一番いいです。
それと、USBポートが2つだけのものも多いのですが、このようにたくさんあると本当に重宝します。
以下は、モバイルバッテリーと充電プラグが一体になった話題のバッテリー。
荷物が減らせてとても便利な上、充電忘れの心配がないという画期的な商品です。
WiFiが必要かどうかを判断し、自分に合った旅先でのインターネットの使い方を選ぶには、海外旅行にWifiは必要?入国前に準備したいネット利用方法比較を参考にしてください。
ちなみに、バックパック一つで旅する現代のバックパッカーは「フラッシュパッカー」(発光するデバイスを持っているため)と呼ばれます。
スマホなしでは今の便利で身軽な海外旅行は実現できなかったでしょう。
ミニマリストになりたい人の海外旅行を応援します
ミニマリストになりたいなら海外旅行がおすすめだということについて、お話ししました。
ミニマリストになるまで、身軽に海外旅行するのは難しいと感じるかもしれません。
モノを手放すことは、
という自分の本来の価値観と向き合うことです。
壁にぶち当たっているなら、それは自分と向き合っている証拠です。
あなただけではありません。
他の同じ悩みを持つ人と一緒に、乗り越えていきましょう!
その難関を越えれば、もっと自分にとって大切なものに囲まれた幸せな満足感にたどり着けますよ。
自分に合った旅先でのインターネットの使い方を選ぶには、海外旅行にWifiは必要?入国前に準備したいネット利用方法比較を参考にしてください。