海外旅行・移住を通してあなたの幸せを見つけます
ミニマリズムな生活が流行っているけど、家具を持たずに服も10着しか持たないとか私にはムリ。
ミニマリストの間でモノが少ない方が勝ちみたいな風潮があるけど、それってどうなの？
こう感じている人のために、ミニマリズムって本当は何なのか？について書きました。
この記事で、こんなことがわかります。
私自身、ミニマリズムな生活を実践した結果…
毎年流行りの服を買って、SNSにどっぷり漬かり、友達は多ければ多いほどいいと思っていた大学時代
から、
機内持ち込みサイズのバックパックに持ち物をまとめ、SNSをキッパリやめ、本当に大切な友達とだけ連絡をとる
ようになりました。
これで、ミニマリズムについての誤解を解くことができれば幸いです。
海外旅行をすると簡単にミニマリストになれます。
詳しくは、ミニマリストになりたいなら海外旅行するのがおすすめな理由をご覧ください。
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目次
ミニマリズムと聞くと、何を思い浮かべるでしょうか？
白と木目調の殺風景な部屋？
家具ひとつない引越し前のような部屋？
確かに、こういったインテリアデザインや生活様式は、ミニマリズムに影響されて起こったものです。
ただ、ミニマリズムには、それ以上の意味があると考えます。
定義を見てみると、この通りです。
ミニマリズム（英: Minimalism）は、完成度を追求するために、装飾的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略する表現スタイル（様式）。ミニマリスムとも表記される。「最小限主義」とも。
ー Wikipedia
つまり、ミニマリズムとは、いろいろ飾り立てるのではなく、必要最小限に抑えた様式のことをいうわけです。
「ミニマル（minimal＝最小限の）」という語源からも、想像できますね。
私たちが「ミニマリズム」という言葉を使う時、多くの場合着るものや生活空間について話していると思います。
でも、ミニマリズムの定義としては、この様式が使われるのは生活に限りません。
建築、文化、文学、音楽、芸術…いろいろなミニマリズムがあります。
ミニマリズムは、単にモノを捨ててがらんとした部屋に住むことを提唱するわけではありません。
ましてや、「服を10着しか持たない」「ベッドは持たない」など「いかに持たないか」ということを競い合うことも、ミニマリズムの本質ではありません。
ミニマリズムという言葉は、近年一人歩きして誤解されている部分が大きいと思います。
ミニマリズムの考え方を生活に落とし込んだ結果、持っている服の数が極端に減ったり、ベッドは必要ないと思い処分したり、というだけのことです。
ミニマリズムの対義語は、言葉の定義としては「マキシマリズム」です。
現代で使われているミニマリズムという言葉では、私は「物質主義」の方がミニマリズムの対義語としてしっくりくるのではないかと思います。
物質主義（ぶっしつしゅぎ）とは、物質的・即物的なものごとを、他のものごとよりも優先させる態度のこと。ここで言う”物質”とは、比喩的な表現であり、人により解釈の幅があるが、おおむね「衣食住」のことや、いわゆる”経済的”なこと、すなわち「財貨」・「金銭」・「物品」の獲得・所有・占有・使用などのことを指していることが多い。
つまり、ものに執着しないのがミニマリズムだとすれば、執着するのが物質主義だということです。
大量消費時代から続く風潮として、次のことを重視するようなことがこの例として挙げられます。
この考え方は、まだまだ世界で多くの人が持っている考え方です。
しかし、社会的に成功してそれらを全て手に入れた人たちの一部が、
なんか違う。何もかもほしいものは手に入ったが、幸せではない
と思い、物質主義に疑問を投げかけるようになりました。
その一つの運動が、近年のミニマリズムの流れです。
あなたは、「禅」とは何かと聞かれたら説明できますか？
実は、日本の「禅」の哲学は世界的に有名で、ミニマリズムの考え方に大きく影響を与えたもののひとつです。
全く知らなかった人も、ご心配なく。
私自身、パートナーに「日本には禅の文化があるんでしょう」と聞かれて初めて、そのことを知りました。
禅と聞いても、座禅の禅のことかな？と思ったくらいです。
禅とは、ご想像の通り仏教用語の一つです。
禅（ぜん、Zen）は、大乗仏教の一派である禅宗（ぜんしゅう）の略、もしくは、サンスクリット語の ध्यान（ dhyāna、ディヤーナ）の音写、禅那（ぜんな）の略である。また坐禅（座禅）の略としての意もある。
禅宗は南インド出身で中国に渡った達磨僧（ボーディダルマ）を祖とし、坐禅（座禅）を基本的な修行形態とする。…日本に純粋な禅宗が伝えられたのは、鎌倉時代の初め頃であり、室町時代に幕府の庇護の下で日本仏教の一つとして発展した。明治維新以降は、鈴木大拙により日本の禅が、世界に伝えられた。
「禅」の概念そのものについては、定義を読んでも理解しづらいのですが、妙心寺のホームページでこんな説明があります。
禅とは心の別名です。
ひとつの相にこだわらない無相。一処にとどまらない無住。ひとつの思いにかたよらない無念の心境を禅定と呼び、ほとけの心のことです。ー 妙心寺
ウィクショナリーが、辞書的な説明をしてくれています。
名詞の禅の意味は5つあり、そのうち、ミニマリズムの文脈で禅が当てはまりそうな意味はこの2つです。
- 何ごと（何もの）にも執着せず、また、それらに揺るがされることのない、落ちついて清く澄んだ静かな心のこと。また、さとりの境地のこと。
- 1のような心の状態に到達するための修行や生活のしかたのこと。しばしば比喩としても用いる。例：書（書道）は禅だ。
つまり、ミニマリズムの文脈での禅は、全てのものに執着しない穏やかな心や、それに到達する生活のことを指していると言えます。
では、なぜこの時代に、ミニマリズムな生活をする必要があるのでしょうか？
それは、ミニマリズムな生活をすると、QOL（生活の質）が高まるからです。
単純に、より幸せになれるからです。
これまでは、「持っている方が幸せで豊か」でしたが、モノが簡単に手に入る今、「持っていること」の価値は大きく下がりました。
むしろ、たくさんのものを持っていない方が豊かだという考え方が主流になっています。
「Less is more（少ない方が豊かである）」ですね。
考えてみればよくわかりますが、何かを持つということは、それを維持する空間、費用、手間を背負うということです。
例えば車を持つと、これらのものを背負うことになります。
また、トイレットペーパーなどの消耗品であっても、まとめ買いした場合保管する空間がたくさん必要です。
これらは、持つことによるコストです。
ミニマリストな生活を始めたいという方に、その方法を段階ごとに分けてご紹介します。
以下の順番で行うことをお勧めします。
まずは、モノを手放すことから始めます。
3つの段階の中で、ミニマリズムときいて一番ピンとくるのが、モノを捨てることでしょう。
私はこの段階が一番重要だと思います。
自分の身の回りの所有物を整理しない限り、自分にとって何が重要なのかが見えてきません。
具体的な方法は、どの方法を使っても構いません。
ただ、一つの方法を徹底して行うのが効果的だと思います。
こんまりさんこと、近藤麻理恵さんの「ときめくものだけを残す」断捨離は、有名ですね。
片付けた後の幸せな生活を重視しているので、こんまりさんの方法はおすすめです。
片付けに関する本はたくさんあるので、お好きなモノを選んでそれに沿って進めてみてください。
片付けの本をたくさん買って、どっちつかずになっては本末転倒なので、1冊選びましょう。
ものの断捨離をしつつ、ニュースやSNSなどの情報も徐々に遮断していきましょう。
まず、ニュースはテレビ、新聞、雑誌、ラジオ、ネットニュースなど全ての媒体で、見ないようにします。
ニュースは仕事でどうしても必要…という場合は、仕事で必要な情報だけを入手するようにしてください。
重大なニュースは、自分から見なくてもどこからか入ってくるので、意外と見なくても大丈夫なものです。
1日ニュースなし、3日間ニュースなし、1週間ニュースなしと徐々に期間をのばしていくと、それを実感できるはずです。
SNS断ち、SNSと距離をおく方法については、他の記事で詳しく解説しています。
モノと情報をそぎ落とし始めたら、今度は人間関係の整理を始めましょう。
携帯に入っている連絡先を見てみてください。
そんな人が大勢いるのではないでしょうか。
では、どうやって人間関係を整理するのか？
これは、簡単です。
自分の人生にとって必要なひと、今後も一生付き合っていきたい人だけを残せば良いのです。
あなたが余命1ヶ月を宣告されたとしたら、自分の貴重な1ヶ月を使ってその人と会いたいと思うだろうか？
と考えてみてください。
自分のことを大事に思ってくれるひと、本当に気にかけてくれる人だけが残るはずです。
実は、海外旅行をするだけで物を簡単に減らすことができます。
移動中に持ち歩く荷物を減らすために、優先順位をつけて持ち物を決めざるを得ないからです。
これについては、ミニマリストになりたいなら海外旅行するのがおすすめな理由をご覧ください。
断捨離することは、簡単ではありません。
どうしても言い訳して捨てずにとっておこうとする自分がいます。
しかし、そこを乗りこえれば、幸せな自分に一歩近づけます。
SNSをやめようとしてみたけど、ついつい気になってアプリを開いてしまう…
正直、インスタやFacebookで友達と比較して落ち込むのはもうイヤだ。
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