とにかく競争がはげしく、仕事がとれない
案件はあるが、単価が安すぎて働きづめ
他のフリーランサーに勝つには単価を下げるしかない
仕事がなくて毎日不安だ
すでにフリーランスのサイトには複数登録しているが、生活がきびしい
今、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで働いているフリーランスの方。
こんな悩みをお持ちかもしれません。
私もランサーズなどのクラウドソーシングサイトで翻訳の仕事をしています。
ランサーズは、ほとんど仕事のあてにしていません。
でも幸い、生活に問題はありません。
それは、海外のプラットフォームで主に仕事をしているからです。
クラウドソーシングで働く場合の、
フリーランスが収入を増やす方法
海外のクラウドソーシングプラットフォームに登録すべき理由
を詳しく説明します。
目次
フリーランスには常に仕事がない不安がつきまとう
フリーランスの仕事は、自分で頑張った分だけ収入が増える反面、
仕事がなくなり収入がゼロになるリスクが常にあります。
しかし、不安になってストレスをためていると、体調不良になり仕事ができなくなることもあります。
そこで、フリーランスの人は、不安な中でも収入を増やす(維持する)ために必死になっているはずです。
フリーランスが収入を増やす方法
フリーランスが収入を増やす方法には、大きく分けて2つあります。
単価を上げる(時間あたりの収入を増やす)
受ける仕事を増やす(仕事量を増やす)
単価を上げる【フリーランスが収入を増やす方法①】
単価を上げる方法については、他のウェブサイトでもすでに説明されています。
私が行って成功した値上げの方法としては、これまでに仕事をしたクライアントにこのように値上げを伝えます。
「需要の増加とスキルの向上により、値上げすること」
「自分の提供するサービスに価値があることを改めて伝えること」
「追加のサービスを付け加えるなど、これまで以上に要望に答えること」
「〇〇日までに、今後半年分の購入をまとめて支払った場合は、これまでどおりの単価で受け付けること」
日頃の感謝の気持ちと一緒に伝えましょう。
クライアントと良好な関係を築けていれば、快く引き受けてもらえるでしょう。
値上げはしづらいと感じる人が多いと思います。
しかし、いつまでも納得のできない単価で働いていても、消耗するだけです。
クライアントには、後ろめたい言い方ではなく、堂々と潔く伝えてください。
値上げをする前に、クライアントに満足されるレベルのサービスを提供していることが前提になります。
また、半年分の購入をまとめて支払ってもらうことも交渉してみましょう。
フリーランスの自分にとってのメリットは、
まとまった現金が入ること
精神的にしばらく安定すること
クライアントにとってのメリットは、
案件があるたびに、依頼する相手を探す必要がないこと
半年間の間に新規のフリーランスを探す時間の余裕ができること
例え値上げ後の単価が受け入れられないとしても、半年間代わりの人を探す余裕があること
です。
当然、フリーランスとしては、
半年後も継続して自分のサービスを利用してほしい
値上げを受け入れてほしい
というのが本音なので、2、3つ目のメリットは相手に伝えないでください。
クライアントにとって、フリーランサーを探す作業は結構手間がかかり、満足できる人を探すのはなかなか大変です。
そこで、「案件があるたびに、依頼する相手を探す必要がない」というメリットを強調してみてください。
受ける仕事を増やす【フリーランスが収入を増やす方法②】
単価を上げることが難しい場合も、受ける仕事を増やすことならできるはずです。
受ける仕事を増やす方法には、次のようなものがあります。
サービスの幅を広げる
単価を下げる
利用するクラウドソーシングプラットフォームを増やす
どういうことか、説明します。
フリーランスが受ける仕事を増やす方法
サービスの幅を広げる【フリーランスが受ける仕事を増やす方法①】
「サービスの幅を広げる」とは、
今提供しているサービスに、付加価値をつける
他に持っているスキルなどを生かし、提供できるサービスを提供する
といった方法です。
今提供しているサービスに、付加価値をつける
今提供しているサービスに、付加価値をつけるとは、
例えば、
翻訳だけ → 翻訳、校正
動画撮影だけ → 動画撮影、動画編集
SEOライティングだけ → SEOライティング、キーワード選定
のように、自分にできるプラスの付加価値やサービスを提供します。
そして、例えば
動画撮影だけ:5万円
動画撮影+動画編集:10万円
のように、収入を増やすことができます。
(動画撮影の相場はわからないので金額は適当です)
もちろん、追加するサービスがあまりにかけ離れたものだと、相乗効果は生みにくくなります。
クライアントが、「ついでにこれもやってくれると助かるな」と思うようなサービスをセットにすると喜ばれるでしょう。
他に持っているスキルなどを生かし、提供できるサービスを提供する
他に持っているスキルなどを生かし、提供できるサービスを提供するとは、
例えば、
翻訳だけ → 翻訳、ライティング
動画撮影だけ → 動画撮影、ウェブサイトデザイン
SEOライティングだけ → SEOライティング、ブログバナー作成
のように、今の仕事にプラスして自分にできる他のサービスを提供します。
今あるスキル以外に自信がない場合は、オンラインコースや専門書などで勉強してスキルを身に付けるのもいいです。
案外やっているうちにできるようになることもあります。
最初は、低い金額で自分が確実にできる新しいサービスを受注します。
そして徐々にスキルをつけて、より質の高い高度なサービスをより高い価格で受注すればいいのです。
あるいは、すでに受注したことのあるクライアントに別のサービスの需要がないか聞いてみましょう。
他のサービスで信頼関係ができているので、需要があれば受け入れられやすいです。
クライアントごとの単価をあげることにもつながります。
単価を下げる【フリーランスが受ける仕事を増やす方法②】
価格競争が激しい世界で勝負している人が、仕事をとるためにまず思いつくのは「単価を下げる」ことでしょう。
需要がなければ、単価を下げなければなかなか仕事はきません。
そのため、単価を下げることは一つの戦略ではあります。
具体例をあげます。
としたら、あなたは引き受けますか?
仕事が全くない状態であれば、わらにもすがる思いで受けたくなると思います。
自分がそれで納得できるなら、受けるのもありです。
ただ、むやみに「クライアントの言い値を引き受ける」ことはおすすめできません。
その理由は、
買い叩こうとするクライアントとは、長く続かない
単価を下げた分だけ、より短時間で仕上げなければならず、品質が落ちる
ため、先のビジネスを考えるとマイナスだからです。
これは実体験で、
「ちょっと単価が安すぎる…」
と思う仕事を受けて失敗したことがあります。
時給換算して割に合うか?
というのをいつも頭の片隅に置いておく必要があります。
そうは言っても、そのまま希望単価を維持したことで、仕事がなくては困りますよね。
ダイナミック・プライシングで、むやみに単価を下げない
そこで、「ダイナミック・プライシング」のシステムがおすすめです。
名前は仰々しいですが、内容はシンプルです。
需要に応じて単価を週ごとに変えるシステムで、要は「忙しい時は単価を上げ、暇な時は単価を下げる」という仕組みです。
具体的には、
1. まず1週間に自分でさばける仕事量を決めます。
例えば、週の仕事量をこう仮定します。
翻訳:12500ワード(1日2500ワード×5日)
動画撮影:5時間分の動画(1日1時間分の動画×5日)
SEOライティング:20000文字(1日4000字×5日)
2. その仕事量の何割分仕事を受注したかによって、翌週の単価を上げ下げします。
受けた仕事量がその40%未満 → 翌週は単価を1段階下げる
受けた仕事量がその40%〜80%未満 → 翌週は単価を据え置き
受けた仕事量がその80%以上 → 翌週は単価を1段階上げる
といった要領です。
私も一時期、単価がクライアントの希望と見合わず、仕事につながらない時期がありました。
それ以来このダイナミック・プライシングシステムを導入しています。
これなら、単価が高いせいで仕事がとれない時期を減らせます。
また、仕事がない時期が続くと、自然と単価がどんどん下がります。
それを防ぐため、単価が高いうちに仕事を取ろうというモチベーションにもなります。
利用するクラウドソーシングプラットフォームを増やす【フリーランスが受ける仕事を増やす方法③】
例えば、あなたが現在ランサーズにのみ登録しているとします。
当然クラウドワークス、ココナラなど他のプラットフォームにも登録した方が、仕事を受ける確率は高くなるでしょう。
ただし、ここで注意したいことがあります。
価格競争が激しい
競合相手がたくさんいる
といった場合は、多くの人がすでに同様のプラットフォームに登録していることが多いです。
それでは新しいプラットフォームに登録しても、また価格破壊の波にのまれてしまいます。
そこで、同業者があまり参入していないプラットフォームにも目を向ける必要があります。
私がおすすめしたいのは、海外のプラットフォームを活用する方法です。
フリーランスは海外のプラットフォームにも登録して市場を広げるのが正解
なぜ、いちいち海外のプラットフォームに登録しないといけないのか?
と思われるかもしれませんが、理由は先にも述べたとおり、
海外のプラットフォームでは日本人同士の競争に巻き込まれなくて済む
ということです。
また、日本の相場で勝負しなくて良いので、日本よりも高い価格で受注できる場合があります。
典型的なのが、「日本人であることに価値がある」場合です。
海外のプラットフォームでは日本人であることに価値がある
例えば、アメリカで創業したレストランが、日本進出を計画しているとします。
スタッフはどうやって手配したらいいか?
日本でレストランの建設を担当する会社とはどうコミュニケーションを取ればいいか?
…などなど、たくさんの難題があります。
そこで、レストランとしては、
・日本のビジネスシーンや仕事文化を知っている人
・日本のレストラン事情に詳しい人
を欲しがっている可能性が高いです。
すると、日本人であるというだけで世界では少数派であり、他のフリーランスより有利になる可能性があります。
例えば、翻訳の仕事では、
・日本人とやり取りするメールの翻訳や、電話での通訳をして欲しい
などの要望がよくあります。
つまり、日本語ネイティブであるということが、大きな武器になるのです。
海外のプラットフォームを使う上での障害
ここまで海外のプラットフォームを使うことのメリットを挙げてきました。
おそらく、その良さが分かったとしても、多くの人が「やめておこう」と思うでしょう。
なぜなら、海外のプラットフォームでは、
プロフィール、提案文、クライアントとのコミュニケーションの全てに英語が必要
どの案件に応募すべきかの見極めが必要
ビジネスの慣習がわからないので不安
といったバリアがあるからです。
そこで、私はそういったバリアを克服し、仕事の舞台を世界に広げる人を支援する活動をしています。
具体的には、
その人のセールスポイントをおさえた「売れる」英語プロフィールの作り方
クライアントが選びたくなる英語の提案文の作り方
避けた方が良い案件の特徴
案件獲得につながる、クライアントとのコミュニケーションの取り方
海外のプラットフォームを利用する時に注意したいこと
などをお伝えします。
海外のプラットフォームで働きたい人を応援したい理由
「海外のプラットフォームで働きたい人を応援したい」と考えているのは、
私が海外のプラットフォームで仕事を始めた時に、
手取り足取り教えてくれる人がいないと絶対にここまで来れなかっただろうと思うからです。
例えば、プラットフォームに登録して、
プロフィールを英語でどう書いていいかわからない
案件の内容が理解できない
どの案件に応募すべきかがわからない
仕事が取れる提案文の書き方がわからない
クライアントからのメッセージにどう返信すべきかわからない
プラットフォームの使い方がよくわからない
などなど、最初は特につまづくことがたくさんあります。
ただ、そんな右も左も分からない状態だった私も、海外のプラットフォームで仕事をこなせるようになりました。
そこで、私が経験を元にしたノウハウを、これからビジネスを広げる人に伝えたいのです。
私が海外のプラットフォームで翻訳を始めた時は、
オンラインで仕事をした経験なし
翻訳の経験ほぼなし
英語は片言
社会人経験は3年間の銀行員のみ
という、やっていけるか全くわからない状況でした。
そんな私でも、これまで日本円で367万円ほどを稼ぐことができました。
(海外のプラットフォームのみの累計、日本のクラウドソーシングサイトは除く)
もちろん仕事内容、仕事の単価、受注量によって収入は異なります。
ただ、自信を持って言えるのは、
本当にやる気があれば、誰でも海外プラットフォームで仕事ができるようになるということです。
「とにかく競争がはげしく、仕事がとれない」
「案件はあるが、単価が安すぎて働きづめ」
「他のフリーランサーに勝つには単価を下げるしかない」
「仕事がなくて毎日不安だ」
「すでにフリーランスのサイトには複数登録しているが、生活がきびしい」
といった悩みをお持ちの方は、ぜひ無料の「海外プラットフォーム情報メルマガ」をお試しください。
その人のセールスポイントをおさえた「売れる」英語プロフィールの作り方
クライアントが選びたくなる英語の提案文の作り方
避けた方が良い案件の特徴
案件獲得につながる、クライアントとのコミュニケーションの取り方
海外のプラットフォームを利用する時に注意したいこと
などを盛りだくさんでお伝えします。