日本 すごい ! 日本っていいなあ!と思うのはどういう時ですか?
正直言ってありすぎて、一晩語り明せるくらいあると思います。
日本にいた頃よりも、日本のいいところも悪いところもたくさん見えるようになりました。
今回は、そんなイギリス在住の日本人の私が思う&外国人に聞いた日本のすごいところをまとめました。
この記事では前半、文化・人間性に注目しました。
ちなみに私が日本の一番すごいと思うところは、トイレです(笑)
目次
日本 すごい !【文化・人間性】
サービスの質の高さ
どこでも質の高いサービスを要求されることは、労働者にとっては酷かもしれませんが、日本のサービスの質はとても高いですよね。
コンビニやスーパーでお惣菜を買えば、必ずお箸とおしぼりがついてくるのは日本しかありません。
新入社員研修でお辞儀の角度を練習するのも、たぶん日本ぐらいだと思います。(そもそも外国ではお辞儀をしない国が多いですが)
物価が安い
外国人との会話で、よく「日本は物価が高いでしょ?」
と聞かれることがよくありました。
海外ではあまり知られていないようです、「日本の物価が20年上がっていない」ということが。(ここ数年は変わってきていますが)
もちろん、東京の家賃や外食は高いですが、 平均的にアメリカや他の西ヨーロッパ諸国と比べると安いと感じます。
また、あらゆるものが「安くて質が高い」ので、他の先進国と比べて「安かろう悪かろう」の製品が少ないと思います。
100円ショップは良い例です。
イギリスには「パウンドランド」という£1ショップがありますが、日本の100均の品揃えと品質にはまず及びません。
治安がいい
女性一人で夜出歩いても大丈夫な国は、そんなに多くありません。
また凶悪犯罪も他の先進国と比べて少ないので安心できます。
公共マナーの悪い人が少ない
例えばゴミを捨てる人が少ない、公共の物を綺麗に使う人が多いところが素晴らしいです。
ゴミを捨てたらバチがあたると無意識に思っているからでしょうか?
神道の影響が大きいと思います。
外国では多くの場合、「ゴミは掃除係が片付けるもの」「公共の場は掃除係が掃除をするもの」という感覚なので、食べたお菓子のゴミやらがベンチに置いたままになっているのをよく見ます。
Photo by Steve Johnson on Unsplash
親切な人が多い
基本的に親切な人が多いと思います。
東京に行った時、土地勘のない入り組んだ住宅地で、携帯の電池もなく、完全に道に迷ってしまったことがありました。
仕方がないので、道行く人に道を聞きまくり、お店に入っては道を聞きました。
びっくりしたのが、誰一人として無視したり、断らなかったことです。
わざわざ家の逆方向に行って案内してくれたり、グーグルマップで調べてくれたり、警察の場所を教えてくれたり、みんな真剣に考えてくれました。
東京は人が冷たいと聞いていたので、「東京も捨てたもんじゃないな」と思いましたね(笑)
四季折々の文化が豊か
イギリスに来て半年経って、気づきました。
「こっちって、あまりイベントがないなー」
確かに、イースター祭り、ハロウィン、クリスマス、バレンタインデーといったお祭りがあるにはあります。
でも明らかに頻度が少ないんです。
だから、毎日「雨だな」「晴れだな」「寒いな」「暑いなあ」
位の変化しかありません。
きっと、日本は自国の文化に、他国の文化をどんどん取り入れてきたので、行事が多くなってしまったんでしょう。
後は、和歌や俳句を詠むときに必ず季語を入れるので、その時その時の季節を感じることが大切にされてきたんだと思います。
やっぱり、お花見の時期には桜の木の下でお弁当を食べたいし、十五夜の時にはお団子を食べたいです。(結局食べ物ばっかり)
禅の文化
Photo by June Wong on Unsplash
「禅ってどんな文化?」と聞かれたら、あなたは答えられますか?
私は恥ずかしながら答えられませんでした。
思い浮かぶのは座禅くらいで、 座禅をしたことはあるけれど、「禅」と言う言葉には正直な染みがありませんでした。
調べてみましたが、禅という言葉には、仏教用語だけで禅定、禅宗、座禅の三つの意味があるようです。
参考:禅 (曖昧さ回避)
ミニマリスト的な考え方とも関係してるんでしょう?と聞かれ、調べてみると、
「雑念を捨てる」というところが、 禅とミニマリストに共通しているようです。
電車が遅れない
Photo by Tomas Anton Escobar on Unsplash
日本では、事故が起きたり故障があったりしない限りは、電車が遅れませんよね。
イギリスでは時間通りのこともありますが、体感では遅れることの方が多いように思います。
しかも、「なんとなく」遅れます。大した理由もなく遅れます。
それでも、世界的に見ればイギリスは時間にきっちりしているほうだし、遅れたら謝罪のアナウンスもあります。
ただ、正確性に関しては日本はダントツです。
バスが安全第一、あまり揺れない
私は福岡の出身なので、よく西鉄バスを利用していました。
西鉄バスの安定感は、日本一、いや世界一ではないかと思います。
本当に揺れないし、横断歩道の前では誰もいなくても止まるし、酔うことはまずありません。
もちろん日本以外でそのバスの安定感を求めるつもりはありません。
ただ、イギリスでいつも利用するバスは、30分弱乗っていただけで結構酔うので、あまりバスが好きではありません。
運動会や文化祭のクオリティが高い
Photo by HT Chong on Unsplash
これは外国から見ないと決してわからないことです。
インド人パートナーに、自分の高校の運動会のビデオを見せたところ、
「これはすごい!自分の運動会が恥ずかしくて見せられない」
と言われました。
また、面白いバイリンガルブログを書いているアンちゃんも、
学校で子供が作るものや披露するもののレベルが高い!
ととても驚いています。
ちなみにアンちゃんのブログ、英語と博多弁で書かれていてめちゃくちゃ面白いので、ぜひ読んでみてください。
参考:日本の学校の2つの魅力 – アンちゃんから見るニッポン
これは日本の教育が世界と比べて特殊なところかもしれません。
家の作りが細かいところまでしっかりしている
日本で家を借り始めるときに、
壁のペンキがちゃんと塗れていないところがある
見せたくない配管の部分が丸見え
扉を閉めるのにコツがいる
なんてことはないですよね?
他の国ではそういうことはしょっちゅうあります。
ひどいところでは、内装や外装の壁にもじゃもじゃした黄色いものがくっついていたりします。
それも、業者や住む人が気にしていないのです。
日本の細かい仕上げは本当に素晴らしいし、きめ細かいなと思います。
機械の作りが精巧
Photo by rawpixel on Unsplash
例えば洗濯乾燥機。
日本では「洗濯乾燥機」なんだから、洗濯も乾燥もバッチリしてくれるのが当たり前!ですよね。
ところが、インド人のパートナー曰く、イギリスでもインドでも、
「洗濯も乾燥もバッチリしてくれる洗濯乾燥機」は聞いたことがないんだとか。
とにかくあまり質が良くないようです。
ちなみにうちの洗濯機は、洗濯だけで2時間15分ぐらいかかります。
はい、洗濯だけで、です(笑)
それだけじゃなく、大抵の機械類が高性能かつ長持ちなのは皆さんの知るところです。
続き
【第二弾】
日本全国で生魚が手に入る!
賞味期限切れの商品が絶対に売っていない!
…など、日本のすごいところをまとめた続きはこちら
この記事の続き:離れて分かる&外国人から見た日本のすごいところ【快適・便利】