あなたは今まで、「あの頃に戻りたい」と思ったことはありますか?
いつも友達と一緒で楽しかった学生時代に戻りたい。
モテていた若い時に戻りたい。
愛する家族が生きていた時に戻りたい。
…戻りたい時期をあげればきりがありません。
なぜ戻りたいという人がたくさんいるのか?
疑問に思ったので、考えてみました。
目次
あの頃に戻りたいと思う理由
あの頃に戻りたい理由といえば、
遊ぶ時間が欲しい
お金が欲しい
今が楽しくない
年を重ねて周りからの扱いが変わった
あの時こうしておけばよかったと後悔している
亡くした家族のことを引きずっている
…どれもよく聞きますよね。
挙げればきりがありません。
後で、それぞれの理由に対して、過去を振り返らなくても済むようになる方法を書いています。
参考にしてください。
過去に戻りたいということは現状に満足していないということ
タイムマシンで過去に戻れたら…
映画「アバウトタイム」のように、過去に戻ってやり直せたら…
Photo by Andy Beales on Unsplash
そう思ったことのある人はたくさんいると思います。
それは、過去を後悔しているからかもしれません。
ですが、最も重要なのは、「今の自分に満足しているか」ということです。
現状に満足していれば、過去のことなんてどうでもいいのです。
今に対して不満があるのです。
かといって、現状を変える勇気もない。
その結果、現実逃避先として、過去に戻りたいという気持ちになるのです。
現状に満足するにはどうしたらいい?
「今」のポジティブな面を見る
現状に満足するには、今のポジティブな面を見ることです。
「いつも友達と一緒で楽しかった学生時代に戻りたい」
と思っているなら、
今は学生時代には会えなかった人とも出会える
学生時代よりも使えるお金が増えた
仕事で忙しいからこそ、時間の大切さがわかる
仕事を始めたおかげで、今まで知らなかった世界が見えた
と考えることもできますよね?
「モテていた若い時に戻りたい」
と思っているなら、
若い時に自分によってきた異性は、その若さによってきただけ
今なら恋愛以外の楽しみもたくさん知っている
年を重ねて昔よりも見る目を養うことができた
決して恋愛だけが人生ではないと今はわかった
という捉え方もできます。
「愛する家族が生きていた時に戻りたい」
と思っているなら、
その愛する家族に出会えたから今の私がある。そのことに感謝しよう
私が幸せに生きていた方が、亡くなったその人も喜んでくれるだろう
人間は必ず死ぬ。だとしたら、私が生きていることは奇跡だ
と考えることもできます。
つまり、「今」の見方を変えるだけで、心持ちが変わります。
常に自分に正直に生きる
「本当はしたくないけど、仕方ない」
なんて言葉が口癖になっていませんか?
日本では、自分に正直に生きている人が少ないような気がします。
嫌だ、嫌だと言いながら現状維持している人がすごく多い。
はっきり言います。
嫌ならやめればいい。
したいことがあるならしてみればいい。
嫌だ嫌だと言い続けて、不満を持ったままの人生でいいんですか?
不満ばかりで口がヘの字になった人を魅力的だと思うでしょうか?
こればかりはその人の決断次第だと思います。
迷ったらとりあえずやってみる
例えば、転職してみたいと思いつつ、迷っていたとします。
転職活動はめんどくさいと感じるかもしれません。
確かに、転職しなくても生きていけます。
会社の人の事も知っているし、慣れているから不自由はありませんよね。
でも、したいことがあるのに転職しないままずるずると行ってしまったら、
「あの時思い切って転職しておけば…」と、また「あの頃に戻りたい病」になってしまいます。
だからやってみたいと思った時にやるのが一番です。
銀行を辞めて世界一周を決断した時は、私も不安がなかったわけではありません。
そこで後戻りができないようにするために、色々と工夫しました。
「これをしたいけど勇気が出ない」という方に参考になるはず!
明日死んでも後悔しないか、と毎日自分に問いかける
とにかく後悔しない生き方をしていれば、過去に戻りたいなんてことは思わないはずです。
だから、明日死んでも後悔しないかを毎日自分に問いかけるのです。
スティーブ・ジョブズの名言でも有名ですね。
なんでもいいから自分の成長のために頑張ってみる
仕事、勉強、家事、育児、趣味、新しいことを始める、何でもいいです。
昨日よりも一歩成長したなと思えるように何かを頑張ってみるのです。
続けていけば、当然あの頃の自分よりも成長した自分に出会えます。
せっかく成長したのに、あの頃に戻ったらもったいないと思いませんか?