えみねむ
ヨーロッパに海外移住してみたいけど、ビザとか費用が高そう…
えみお
なるべく安い費用で移住できるところ、ないかな?
こんな疑問をお持ちの方に、ヨーロッパで安く移住できる人気の国を8つご紹介します。
ヨーロッパへの移住については日本語の情報が少なく、情報が正しいかどうか不明な上、各国の移民局の公式サイトを読むのは大変です。
そこで、私が代わりに全て調べられるだけ調べました。
この記事で、こんなことがわかります。
- 海外移住費用が安いヨーロッパの人気国はどこ?
- それぞれの国でのビザ費用や資金の要件
- 費用以外に検討したい条件
えみねむ
イギリスに移住したいけど、ビザとかお金とか、色々不安…
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※外貨の日本円換算額は、大使館に記載の日本円換算額を使用している場合以外は、以下のレートで計算しています。
- 1ユーロ=125円
- 1スウェーデン・クローナ=12円
- 1チェコ・コルナ=5円
- 1デンマーク・クローネ=17円
外国人に街で道を聞かれたので、答えていたら
えみねむ
いまの人、何て言っていたの?
一緒にいた友達に言われて、英語がスラスラ話せていた自分に気づいて嬉しくなりました。
そんな私の秘密は、実は月に3,000円ちょっとのオンライン英会話を続けたおかげです。
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目次
海外移住費用が安いヨーロッパの人気国8選
ヨーロッパと言えば、人気が高く移住するのに莫大な費用がかかりそうなイメージがあるかも知れません。
投資ビザなどの場合は、確かに大金が必要です。
実は、投資ビザ以外の場合は移住費用自体そんなに高くありません。
世界的に見て、英語圏の先進国の方が移住先として特に人気が高いです。
その代表である英米などは、ビザの要件がはるかに厳しいです。
私も実際にイギリスで2回ビザを申請しましたが、本当に費用がかかります。
それに比べると、ヨーロッパのビザはどこも手頃な費用です。
ここでは、原則として現地に家族や頼る人がいない状況で一人で移住することを前提としています。
費用の安い国や日本人に移住先として人気の国をピックアップしました。
イギリスへの移住に興味がある方はこちらもご覧ください。
オランダ【ビザが取得しやすい】
オランダは、日本人にとってビザが取得しやすい国です。
起業をしたい人に特に優しいです。
オランダのビザの申請費用
- €58(約7,250円):若年労働者交流プログラム(YWEP):研修生や実習生としての実務経験
- €58(約7,250円):ワーホリビザ費用(ワーキングホリデーは2020年8月現在、日本とオランダの間で実施されていないようです。)
- €174(約21,750円):学生ビザ費用
- €174〜290(約21,750〜36,250円):一般就労ビザ費用
- €333(約41,625円):起業ビザ費用
- €1,379(約172,375円):自営業ビザ費用
オランダに移住するメリット
- 夏は過ごしやすい
- 医療や生活水準が世界でも高い
- 治安がよい
- 街並みや自然、運河のある景色が美しい
- ワークライフバランスが取れやすく自分の時間を確保できる
- 街の設計が自転車に優しく健康維持に役立つ
- 基本的に英語が通じる
オランダに移住するデメリット
- 冬は寒くて長く、風が強い曇りの日が多く、日照時間が最短8時間程度になる
- 移民の多い街以外では、食べ物のバラエティが少ない
- 物価が高い
- オランダ語の習得が必要な場面も
オランダへの移住が向いている人
- 寒くても平気な人
- 日本並みの生活水準を維持したい人
- ヨーロッパで起業したい人
- 先進的な価値観に対して寛容な人
オランダといえば、他の国では合法ではない物事が容認されています。
実際にその環境に身を置くので、「こういう社会もありだ」と思えるような柔軟な人が、オランダへの移住に向いているでしょう。
オランダとわたし(オランダ大使館)日本語版
オランダ入国管理局の公式サイト
チェコ【ビザが取得しやすい】
チェコも、日本人にとってビザが取得しやすい国として知られています。
永住権も取りやすいため、EUの永住権を取得したい人にはチェコへの移住を検討するのがおすすめです。
チェコのビザの申請費用
- 0コルナ:一般就労ビザ費用
- 0コルナ:ワーホリビザ費用
- 0コルナ:学生ビザ費用
日本のパスポート所持者は、短期就労ビザは60ユーロ相当(約7,500円)の日本円、長期ビザは無料、長期滞在許可申請は2500コルナ相当(約12,500円)の日本円、就労カード申請は5000コルナ相当(約25,000円)の日本円を支払っていただきます。
ー チェコ大使館
上に挙げたビザの申請費用は、チェコ大使館のホームページで確認できます。
ちなみに、ややこしいのですが、チェコのビザには「長期ビザ」と「長期滞在許可」が別々に存在します。
また、資金証明として、それぞれ以下の金額を口座の残高として証明しなければなりません。
- 学生ビザ:
半年の場合 55,000コルナ相当額(約30万円)
1年の場合 81,500コルナ相当額(約50万円)(18歳未満は半額。日本円換算額はチェコ大使館のホームページより) - ワーホリビザ:33,000コルナ(2018年時点)(約165,000円)
- 起業(自営業)ビザ:124,500コルナ(約622,500円)
チェコに移住するメリット
- 5年滞在すればEUの永住権が申請できる
- ビールが安くておいしい
- オレンジ色の屋根で統一感のある古い街並みが美しい
- 物価が低い
- 首都のプラハでも自然が豊か
- オペラやコンサートに気軽に行ける
- プラハでは英語で会話できることが多い
チェコに移住するデメリット
- 移民の多い街以外では、食べ物のバラエティが少ない
- 内陸国なので新鮮な海鮮は手に入りにくい
- チェコ語の習得が必要になる
- 冬は寒く、日照時間が最短8時間程度になる
チェコへの移住が向いている人
- EUの永住権をなるべく早く取得したい人
- ビール好きな人
- 音楽やオペラが好きな人
- 物価の低い国に住みたい人
- 新しい言語の習得に柔軟な人
元々チェコ好きの人以外で、チェコに移住することの大きな利点といえば、やはりEUの永住権が取得しやすいことです。
10年間の在住が条件の国が多い中、チェコでは5年間住めば永住権の申請ができます。
街並みなどが美しく、プラハ以外にも国内にいろいろ見所があるので、試しに1年間住んでみるのもいいかもしれません。
チェコ共和国内務省のビザ情報ページ
チェコ共和国大使館のウェブサイト
デンマーク【安くビザが取得できる】
デンマークでは、種類によってビザが安く取得できます。
高福祉で社会主義的な国の仕組みのなかで生活してみたい人におすすめです。
デンマークのビザの申請費用
- 0クローネ:ワーホリビザ費用
- 0クローネ:ボランティアビザ費用
- 1,900クローネ(約32,300円):学生ビザ費用
- 1,900クローネ(約32,300円):起業ビザ費用
- 3,215クローネ(約54,655円):自営業ビザ費用
(歌手、ミュージシャン、指揮者を含むパフォーマーまたはアーティスト、プロのスポーツ選手またはコーチ、専門のシェフ) - 3,215クローネ(約54,655円):一般就労ビザ費用
デンマークへはワーキングホリデーで滞在することができます。
ワーホリとボランティアの場合は申請費用が無料です。
いずれのビザも費用は低めです。
自営業のビザは、職種が限定されているので注意してください。
デンマークに移住するメリット
- 夏は過ごしやすい
- 医療や生活水準が世界でも高い
- 治安がよい
- 街並みや自然、デザインが美しい
- ワークライフバランスが取れやすく自分の時間を確保できる
- 基本的に英語が通じる
デンマークに移住するデメリット
- 冬は寒くて長く、風が強い曇りの日が多く、日照時間が最短7時間程度になる
- 移民の多い街以外では、食べ物のバラエティが少ない
- 物価が高い
デンマークへの移住が向いている人
- 寒くても平気な人
- 日本並みの生活水準を維持したい人
- 高福祉の国に住みたい人
デンマークのビザ申請費用は、他の北欧諸国と比べて特に安くありません。
費用面であまり余裕がない人が最初に考えるべき移住先ではないといえます。
ただ、北欧を視野に入れて移住を検討しているなら、デンマークにも訪れてみて、好きな土地を見つけるのがおすすめです。
デンマーク外務省のウェブサイト
ビザ申請を請け負うVFSグローバルのウェブサイト
フランス【安くビザが取得できる】
フランスは、観光地として世界トップの人気を誇るだけに、一度は見たいと観光で訪れる人は後をたちません。
そして旅行をきっかけに、フランスへの移住を夢見る人も多いと思います。
幸運にも、フランスでは安くビザを取得できる方法があります。
フランスのビザの申請費用
- €0:ワーホリビザ費用
- €19(約2,375円):季節労働者・退職者ビザ費用
- €75(約9,375円):学生ビザ費用
- €75(約9,375円):起業・自営業ビザ費用
(フランスで在学中、または専門免許、 専門修士、理学修士、修士号同等の卒業証明書がある場合に、その後の就職活動や起業を行うための一時滞在許可) - €225(約28,125円):一般就労ビザ費用
フランスのワーホリビザの申請料は無料です。
その他の方法でも、非常にリーズナブルです。
フランスに移住するメリット
- 夏は過ごしやすい
- 世界でも有名な古くて美しい街並みを楽しめる
- パリではアートやファッションの最先端に触れることができる
- 豊かな自然がある
- ワークライフバランスが取れやすく自分の時間を確保できる
- フランスだけでなく世界的に多くの地域で使われているフランス語の習得につながる
- 現代世界の基礎を作った文化に触れることができる
フランスに移住するデメリット
- 冬は日照時間が最短8.5時間程度になる
- 移民の多い街以外では、食べ物のバラエティが少ない
- レストランなどで外食をすると非常に高い
- フランス語の習得が必要
- 環境が衛生的ではないことも
フランスへの移住が向いている人
- アート、ファッション、ワイン、チーズなどが好きな人
- フランスの文化に興味がある人
- 新しい言語の習得に柔軟な人
- 潔癖症ではない人
フランスは、美食の国として知られていますが、どこでも手軽においしい料理が手に入るわけではありません。
共働きの家庭が多く、普段家庭で食べているものは質素で面倒な調理がいらないものが多いようです。
毎日お風呂に入らなかったり、部屋を掃除しなくても平気だったりする人もいます。
潔癖症な人には向かないでしょう。
フランスの公共サービスの公式サイト(フランス語のためGoogle翻訳の拡張機能を使うと便利です)
フランスのビザと滞在許可のガイド
ドイツ【安くビザが取得できる】
ドイツも、日本人にとって安くビザが取得できる国です。
国民性にも日本人と共通するところがあるため、心理的な壁が大きくないという意味では比較的移住しやすいかもしれません。
ドイツのビザの申請費用
- €0:学生ビザ費用
(月額€853(約106,625円)の閉鎖口座の証明が必要) - €0:ワーホリビザ費用
(€2,000(約250,000円)の資金証明が必要)
起業・自営業ビザ費用、一般就労ビザ費用については、「十分な資金が必要」となっています。
詳細な金額については書かれていません。
ドイツに移住してみたい人は、ある程度下調べと貯金や書類の準備などが済んだら、現地視察をかねてドイツに渡ってもいいかもしれません。
日本、韓国、オーストラリア、カナダ、イスラエル、ニュージーランド、スイス、米国、EU加盟国の国籍を有する人は、ビザ無しでドイツに入国した後に滞在許可を申請することができます。
ー ドイツ連邦共和国大使館 総領事館
ただし、はっきり何をしたいかが決まっておらず、貯金が不十分な場合はおすすめできません。
例えば就労ビザを取得したいなら、日本であらかじめドイツでの仕事を見つけておきましょう。
現地についてから90日間経っても仕事が見つからない場合、ノービザでの滞在期間が切れてしまい、シェンゲン協定国外に出る必要があります。
移住しやすい方法は、学生ビザかワーホリビザです。
ドイツ語を学ぶも、自分のやりたいことを学ぶもよし、ワーホリビザを取得してから何をするか決めることもできます。
すぐに働かないのであれば、必要とされている金額より多めに資金を用意しておきましょう。
ドイツに移住するメリット
- 夏でも暑くない
- ビールが安くておいしい
- 医療や生活水準が世界でも高い
- ベルリンでは首都なのに家賃や物価が安い
- ベルリンでは最新のアートや音楽に触れられる
- 治安がよい
- ワークライフバランスが取れやすく自分の時間を確保できる
- 基本的に英語が通じる
ドイツに移住するデメリット
- 冬は寒くて長く、曇りや雨の日が多く、日照時間が最短8時間程度になる
- 移民の多い街以外では、食べ物のバラエティが少ない
- 西側地域の都市では家賃などの物価が高い
- ドイツ語の習得が必要になる
ドイツへの移住が向いている人
- 寒くても平気な人
- 日本並みの生活水準を維持したい人
- 食事にあまりこだわりがない人
- ビールやソーセージが好きな人
- 最新のアートや音楽シーンに触れたい人
- 新しい言語の習得に柔軟な人
食や気候の面で言えば、あまり魅力的とは言えないのがドイツです。
それでも、文化的な面白さに魅力を感じてベルリンに移り住む若者は多くいます。
やはり一度旅行で訪れてみて気に入った人や、寒さに耐える自信がある人におすすめです。
ドイツ連邦共和国大使館 総領事館のビザのページ
ドイツのビザナビゲーター
スウェーデン【安くビザが取得できる】
スウェーデンでは、日本人は無料または安くビザが取得できる方法があります。
北欧も視野に入れている人は、ぜひ検討したい移住先です。
スウェーデンのビザの申請費用
- 0クローナ:学生ビザ費用
- 0クローナ:一般就労ビザ費用
- 1,500クローナ(約18,000円):ワーホリビザ費用
- 2,000クローナ(約24,000円):自営業ビザ費用
(200,000クローナ(約2,400,000円)の資金証明)
スウェーデンの学生ビザ、一般の就労ビザは申請料がかかりません。
起業ビザ費用は不明です。
日本人は、申請料を支払うことなく労働許可証、勉強のための居住許可を申請することができます。申請料の要件の例外が適用されるためには、奨学金は生活費のお金で構成されている必要があり、授業料だけではありません。奨学金は、居住許可を申請している期間に支払わなければなりません。
ー スウェーデン大使館
それと比べ、ワーホリや自営業の場合は少しハードルが高くなります。
スウェーデンに移住するメリット
- 夏は過ごしやすい
- 医療や生活水準が世界でも高い
- 教育費が無料
- 治安がよい
- 街並みや自然が美しい
- ワークライフバランスが取れやすく自分の時間を確保できる
- 基本的に英語が通じる
スウェーデンに移住するデメリット
- 冬は寒くて長く、曇りの日が多く、日照時間が最短6.5時間程度になる
- 移民の多い街以外では、食べ物のバラエティが少ない
- 物価が高い
- 税金が高い
スウェーデンへの移住が向いている人
- 寒くても平気な人
- 日本並みの生活水準を維持したい人
- 高福祉の国に住みたい人
- 北欧で仕事か留学をしたい人
一般の就労ビザと学生ビザが申請無料なので、北欧に住んでみたいという人にはもってこいだと思います。
他の北欧諸国もそうですが、高福祉・高税率はメリットでもデメリットでもあります。
厳しい気候なので、やはり一度は足を運んでみて、気に入ったら移住の準備をするのが良いと思います。
スウェーデンの移民局公式サイトの個人ページ
イタリア【人気の移住先】
イタリアには、世界遺産が55件あり、世界で一番世界遺産が多い国です。
ローマをはじめ、北から南まで全国各地に見所があります。
日本と同様、南北に長い国土を持ち、北と南では全く違う気候や雰囲気です。
そんなイタリアには、旅行で訪れてから移住を考える人も多いと思います。
イタリアは、日本人が14,000人以上住んでいる人気の移住先です。
(2017年現在。ウィキペディアより)
イタリアのビザの申請費用
日本在住の日本国籍の人の場合、イタリアのビザ申請費用は次の通りです。
- €50(約6,250円):学生ビザ費用
(月額€448.52(約56,065円)の資金証明が必要) - €116(約14,500円):一般就労ビザ費用
- €116(約14,500円):自営業・起業ビザ費用
(€4962.36(約620,295円)の資金証明が必要)
ちなみに、ワーキングホリデーの協定は日本とは結んでいないようです。
また、イタリア語がわからないと手続きが色々と大変です。
起業や自営業のビザは、要件がわかりづらく、代行業者や弁護士を通してでない限りかなり苦戦すると思います。
現実的にやりやすいのは、就労か学生として行く方法でしょう。
- 日本であらかじめ持っている技術を生かして、日本にいる間にイタリアでの仕事を見つける
- イタリア支社のある日本企業に入り、イタリア支社を希望する
- 学生としてイタリア語やその他の好きなことを学ぶ大学に入る
などの選択肢が考えられます。
初めから仕事をするなら、日本にいるうちにイタリア語の習得をするのが必須になるでしょう。
日本食レストランなどで働くにしても、イタリア語は勉強しておきたいです。
イタリアに移住するメリット
- 温暖で、特に南部は晴れが多い
- イタリア国内だけで歴史ある観光名所がたくさんあり、楽しめる
- 彫刻などの芸術に触れられる
- 新鮮な海鮮などの食材が手に入り、料理がおいしい
- 現地で採れる食材は安く手に入る
- 海も山も各地にあり、美しい自然が見られる
- 世界有数の人気リゾート地に住むこともできる
イタリアに移住するデメリット
- 日本と同様、火山国のため地震の危険がある
- 都市によっては家賃や物価が高い
- 移民の多い街以外では、食べ物のバラエティが少ない
- 人の集まる場所では、ゴミのポイ捨てが目立ちきれいではない
- 政治腐敗がある
- イタリア語の習得が必要
イタリアへの移住が向いている人
- 寒いのが苦手な人(南部)
- 食べ物にこだわりがある人
- 美しい海と山のあるところに住みたい人
- 新しい言語の習得に柔軟な人
- 几帳面でない人
イタリアと一言に言えども、北部と南部で違う国だと思っていいと思います。
ミラノやジェノバをはじめとする北部は、より都会的で洗練されており、南部より街がきれいで、いろいろな面で南部より進んでいます。
対するローマやナポリなどの南部は、より伝統的で、建物も非常に古いものが多く残っています。
つまり、どの都市に住むかによって、移住の体験は全く違ったものになるはずです。
観光では観光地を回るだけで精一杯で、現地の普段の様子はわからないかもしれません。
移住を考えるなら、一度はその地に1週間でも滞在して、現地の生活を体感してみてください。
イタリアのビザチェッカー
イタリア大使館の公式サイトのビザのページ
スペイン【人気の移住先】
スペインも、日本人が多く住む人気の移住先です。
天気と食、親しみやすい人々が魅力的で、私もずっと住みたいと思っている国の一つです。
移住は、そう簡単ではありませんが、費用は大きくありません。
スペインのビザの申請費用
日本国籍の人の場合、以下のビザの申請は全て無料です。
- €0:学生ビザ費用
(月額€537.84(約67,230円)相当額以上の口座残高証明が必要) - €0:一般就労ビザ費用
(高度専門職のための居住査証 (TAC)、企業内転勤のための居住査証 (TTI)) - €0:ワーホリビザ費用
(NIE番号の申請費・€2,000(約250,000円)相当額以上の口座残高証明が必要)
起業ビザ、自営業ビザの費用については、スペイン内務省と在日スペイン大使館のウェブサイトではわかりませんでした。
スペインに移住するメリット
- 全体的に温暖で晴れが多い地域が多い
- 食材が豊富にとれ新鮮な魚介類が食べられる
- 食事はシンプルなものが多いがおいしい
- バルセロナやサンセバスティアンなどの一部の都市を除き、家賃や物価が安い
- 人々が親しみやすくすぐに仲良くなれる
- おおらかな人が多くのんびりと人生を楽しめる
- それぞれの都市に特徴があり観光する場所が多い
スペインに移住するデメリット
- 中部から南部にかけて、夏場はとても暑い
- バルセロナやマドリードなどの国際都市以外は、食事のバラエティが少ない
- 物価の低い地域では給料も低い
- 仕事を見つけるのは難しい
- 英語が通じない地域も多くスペイン語が必要
- 友達を作らないと生活しづらい
- サービスや物事が進むのが非常に遅い
スペインへの移住が向いている人
- 寒いのが苦手な人
- 食べ物にこだわりがある人
- 新しい言語の習得に柔軟な人
- 几帳面でない人
- ポジティブにのんびりと生きたい人
スペインと一言に言っても、地域によってその特徴や民族性、文化などにかなり差があります。
イタリアに似て、北部はより進んで洗練された雰囲気があり、物価は高めです。
南部は伝統的な古き良きものが残り、物価は安いです。
スペイン全体的に、幸せに生きることに長けた人が多いので、住むと周りの人から影響を受けることでしょう。
スペインでよく生きるためには、せかせかせずにのんびり今日を楽しむ気概が必要です。
在日スペイン大使館の公式サイトのビザのページ
費用以外に必ず検討したい条件
ここまで、ヨーロッパの移住先の候補を費用の面でみてきました。
移住はその地で1日24時間、寝泊りして何ヶ月も暮らすわけですから、安いからという理由だけで住む場所を決めるのはおすすめしません。
文中でも少し触れましたが、必ず一度その地に行って、しばらく生活してみることが大切です。
行ってみると想像以上に気に入ったり、なんとなく好きじゃないと感じたり、「自分に合う・合わない」の判断ができます。
こればかりは、ガイドブックやネットの情報だけでは決められません。
ぜひ、この記事を参考に興味のある国の移住情報を集め、住みたい都市をピックアップしてみてください。
どの国のどのビザを申請するにしても、資金は必要なので、資金集めはいますぐに始めてください。
また、英語があまり通じにくい国であっても、英語はできた方が可能性がぐんと広がります。
仕事を見つけるのも、英語ができないとかなり難しくなります。
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移住の下見に行く都市が決まったら、JTBや楽天トラベル(公式サイト)で予約してみてください。
それから実際に住みたい都市に行って、気に入ったら移住の準備を始めるといいでしょう。
口から自然と英語が出てくるための英語学習法とは
外国人と英語で話そうとするとき、えみねむ
こう言う時は at だっけ、on だっけ?
それは、頭で英文を考えているからです。
英語を頭で考えるのではなく、体で覚えることで自然と英文が出てきます。
そうなるためには、英会話を並行して習得することが必須です。
私も、英会話ができるまでは、毎回頭の中で日本語を英訳してから英語を書いていました。
しかし、ある程度話せるようになってからは、英作文をしなくても自然に出てきた文を書けるようになりました。
私の場合は、一人で独学で勉強したためかなり遠回りしましたが、最短で英語ができるようになりたければ私と同じ失敗はしないでください。
あなたよりも英語が得意な人の力を借りましょう。
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