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えみねむ
英語の文法の順番がさっぱりわからない。もう、諦めそう…。
えみお
英文法の語順って日本語と違いすぎて、しっくりこない。
そんな方に向けて書いています。
この記事で、次のことがわかります。
- 英語文法の語順がわからない理由と、語順に慣れる方法
- 英語文法の語順ルールまとめ【文法用語なしで解説】
英語が話せるようになった今では、自信を持って言えます。
「難しい英語の文法や文法用語がわからなくても、ペラペラになれます。」
英語が話せるようになりたい人は、学校で習う英文法は忘れてください。
私は学校で13年間も、英語と文法をセットで習ってきましたが、英語は全く話せませんでした。
日本人の多くがそうだと思います。
文法用語を使って学習すると、英語は一向に話せるようにならないんです。
この記事では、文法用語を使わずに、文法が勉強できるように解説しています。
最後に英語文法一覧も用意していますので、ぜひブックマークしてご利用ください。
語彙力が心配な方は、英語の語彙力の増やし方・英単語の学習方法をご参考にしてください。
外国人に街で道を聞かれたので、答えていたら
えみねむ
いまの人、何て言っていたの?
一緒にいた友達に言われて、英語がスラスラ話せていた自分に気づいて嬉しくなりました。
そんな私の秘密は、実は月に3,000円ちょっとのオンライン英会話を続けたおかげです。
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目次
英語文法の語順がわからない理由
英語の文法の語順がわからなくなってしまう理由は、次の2つだと考えています。
- 日本語と語順が違うから
- 文法用語を使って語順を暗記しようとするから
日本語と語順が違うというのは、次の例でよくわかります。
- I play tennis.
私はテニスをします。
- I am happy.
私は幸せです。
勉強してきた方はお分かりだと思いますが、「〇〇する」「である」の部分が先に来るんですよね。
また、文法用語を使って暗記することも、語順をわかりづらくしている要因です。
文法用語で、動詞、名詞、副詞、形容詞、前置詞、接続詞、主語、述語…なんて聞くと、頭が痛くなりますよね。
高校受験の時には、品詞を使って語順を勉強しましたが、今では何も覚えていません。
文法用語を使って、参考書とにらめっこして英語学習しても、語順は頭に入らないのです。
結局は、語順を身につけるには、英語のいわゆる構文を体で理解することが必要です。
これが、英語の文法がわからないと感じてしまう理由です。
中学英語の文法の順番さえ身につけば語順に悩まない
文法的な順番そのものは、中学レベルの英語で基本がマスターできます。
語順の基本は、5つしかありません。
いわゆる「5文型」と呼ばれる文法の形です。
基本の5つを、ここで挙げると次のようになります。
- I cook.
私は料理をします(SV)
- I am happy.
私は幸せです(SVC)
- I like apples.
私はりんごが好きです(SVO)
- I send him a letter.
私は彼に手紙を送ります(SVOO)
- I make her smile.
私は彼女を笑顔にします(SVOC)
この基礎が身についていれば、TOEICも怖くありません。
英語文法の語順ルールまとめ【文法用語なし】で、実際の文章と、文章をアレンジした使い方、他の単語や言い回しを使った例をご紹介します。
英語の語順に慣れる勉強法
実は、この難しく思える英語の語順に慣れるのは簡単です。
先程も触れたように、文法用語ではなく体で覚えさえすれば良いのです。
例えば、例文として「私は料理をします」では、このように表現できます。
意味を念のため書いていますが、ここでは気にしなくても良いです。
- I cook.
私は料理をします。
- I cook at home.
私は家で料理をします。
- I cook at home with my daughters.
私は娘と家で料理をします。
- I cook at home with my daughters in the evenings.
私は夜、娘と家で料理をします。
コツは、できればリスニングと合わせて、文章をひたすら発音することです。
I cook. の語順は変わりません。
英語の語順も自然と身についていきます。
英語文法の語順ルールまとめ【文法用語なし】
英語文法の語順ルールを、文法用語を使わずにまとめました。
文を何度も口に出して、感覚で覚えることが大切です。
私は料理をします(SV)
「私は〇〇します」というときの、英語の語順はどうなりますか?
- I cook.
私は料理をします。
I cook. では、日本語と語順が同じになりますね。
簡単なので、ここは説明を省きます。
私は料理をします(SV)をアレンジ
「私は料理をします」の文を、さらにアレンジしてみましょう。
私は料理をしません
- I don’t cook.
ここでは、日本語と語順が違いますね。
「しない」というときは、I don’t cook. のように cook の前に don’t が入ります。
私は料理ができます
- I can cook.
ここでも、日本語と語順が違います。
「できる」の部分、can は cook の前です。
ちなみに、I can cook. の場合、次のどちらかの意味を表すことが多いです。
- 料理をする能力がある
- 単純にそのとき料理ができる、あるいは他の人でなく私がやってもいいという提案をする
1つ目はわかりやすいですね。
2つ目は、例えば
「今日は外食しようか」といった時に「I can cook.」といえば、「私が料理するよ。やってもいいよ」といった意味になります。
「誰がカレーを作る?」という時に「I can cook.」といえば、「他の人ではなく私がやるよ」という意味になります。
どちらにせよ、日本語では「料理ができます」と訳せます。
私は料理をしたいです
- I would like to cook.
ここでも、日本語と違う語順になっていることに気づきます。
「したい」という意味の would like to は、「料理する」よりも先にきます。
だんだんパターンが見えてきましたか?
私は時々料理をします
- I sometimes cook.
ここから先は、文に付け足して詳しくするアレンジです。
どれくらい頻繁にするの?ということを表現するのに、sometimes を入れる場合はたいてい cook の前になります。
その場合、日本語と同じ語順です。
ちなみに、これは I cook sometimes. でもOKです。
私はよく料理をします
- I cook a lot.
時々ではなく、「よく」することを表現するには、a lot や often が使えます。
ここでは、a lot は「料理する」の後です。
こればかりは単語やフレーズによるのですが、a lot は「料理する」より先には来ません。
これに対し、often の場合は、I often cook. が主流です。
I cook often. でもOKです。
ちなみに、often が very often や so often の場合は、いつも「料理する」の後に来ます。
I cook very often. や I cook so often. になります。
私はほとんど料理をしません
- I hardly cook.
「ほとんどしない」と言いたい時は、cook の前に hardly がきます。
これは、cook の後に来ることはありません。
私は全く料理をしません
- I never cook.
「全くしない」というときは、never が cook の前にきます。
これも、cook の後にはきません。
私は素早く料理をします(私は料理のスピードが速いです)
- I cook fast.
動作の速さを伝えたい時は、fast や slowly を cook の後につけます。
fast cook とは言いません。
slowly は、cook の先にきても間違いではありませんが、cook slowly の方が普通ですのでそれで覚えてください。
私は料理をとても上手にします(私は料理がとても上手です)
- I cook very well.
料理をする行為が上手いのか、下手なのかを伝えたい時は、cook の後に well や poorly をつけます。
well や very well は必ず cook の後です。
poorly は、cook の前でもいいですが、cook の後に来るのが普通です。
私は家で料理をします
- I cook at home.
「どこで」料理をするのかを言いたい時は、cook の後に at home などをつければOKです。
このように場所についていう場合、文の最初でも意味が変わらなければ問題ありません。
この例では、At home, I cook. となります。
少しだけニュアンスの違いがある以外、意味合いは同じです。
At home が先に来ると、「私は家で料理をします」というよりは、「家では料理をします」と「家では」が少し強調されます。
「家では料理をします。外ではランニングをします」のように、場所を対比するニュアンスがあります。
私は週末に料理をします
- I cook on weekends.
「いつ」料理をするのかを表現するには、on weekends などを cook の後につけます。
場所を説明するときと同じで、文の最初に「いつ」を持ってきても問題ありません。
この例では、On weekends, I cook. です。
場所の説明と同様、意味は同じですが、若干のニュアンスの違いがあります。
「週末には」が少し強調されるので、「平日は他のことをしている」というニュアンスがあります。
私はあなたのために料理をします
- I cook for you.
「誰のために」を付け加えるなら、cook の後に for you などをつけます。
私は子どもたちと料理をします
- I cook with my kids.
「誰と」を表現するなら、 with my kids を cook の後につけます。
私は料理をします(SV)の語順の例
I cook. と同じ語順の例を挙げると、次の通りです。
- I read.
私は読書をします。
- You run.
あなたは走ります。
- She studies.
彼女は勉強します。
- We work.
私たちは働きます。
- They write.
彼らは(手紙を)書きます。
このように、「誰が」「〇〇する」とそのままの順番で続ければOKです。
簡単ですね!
私は幸せです(SVC)
- I am happy.
私は幸せです。
日本語と語順が異なるパターンです。
「です」にあたる am が先に来ています。
I am happy. で体で覚えてしまいましょう。
私は幸せです(SVC)をアレンジ
I am happy. をアレンジしてみると、こうなります。
基本の形で日本語と語順が異なるので、アレンジでも語順が違います。
声に出して言ってみましょう。
私は幸せではありません
- I am not happy.
ここでは、日本語と語順が違いますね。
「ではない」というときは、I am not happy. のように am の後に not が入ります。
私は幸せかもしれません
- I may be happy.
「かもしれない」の部分、may be は happy の前です。
am が may be になっただけだと思えばわかりやすいでしょう。
私は幸せになりたいです
- I would like to be happy.
「したい」という意味の would like to は、「幸せである」の意味の be happy よりも先にきます。
私は時々幸せです
- I am sometimes happy.
ここから先は、文に付け足して詳しくするアレンジです。
「どれくらい頻繁に」幸せなのかということを表現するのに、sometimes を入れる場合はたいてい am の後になります。
これは I am happy sometimes. でもOKです。
私はいつも幸せです
- I am always happy.
時々ではなく、「いつも」幸せであることを表現するには、always が使えます。
ここでは、always は sometimes と同じく am の後です。
always は、文の最初や最後に来ても間違いではありません。
ただ、一番しっくり来るのは I am always happy. なので、これで覚えてください。
私はほとんど幸せではありません
- I am hardly happy.
「ほとんど幸せではない」と程度を表したい時は、am の後に hardly がきます。
これは、他の位置に来ることはありません。
私は全く幸せではありません
- I am never happy.
「全く幸せではない」というときは、never が am の後にきます。
これも、他の位置にはきません。
私はとても幸せです
- I am very happy.
幸せの程度が大きいことを表すには、happy の前に very や so をつけます。
very happy や so happy は、このかたまりで覚えてください。
私は家にいる時幸せです
- I am happy at home.
「どこで」幸せなのかを言いたい時は、文の最後に at home などをつければOKです。
このように場所についていう場合、文の最初でも意味が変わらなければ問題ありません。
この例では、At home, I am happy. となります。
少しだけニュアンスの違いがある以外、意味合いは同じです。
At home が先に来ると、「私は家にいる時幸せです」というよりは、「家では幸せです」と「家では」が少し強調されます。
「家では幸せです。外では緊張します」のように、場所を対比するニュアンスがあります。
クリスマスの日、私は幸せです
- I am happy on Christmas.
「いつ」幸せなのかを表現するには、on Christmas などを文の最後につけます。
場所を説明するときと同じで、文の最初に「いつ」を持ってきても問題ありません。
この例では、On Christmas, I am happy. です。
場所の説明と同様、意味は同じですが、若干のニュアンスの違いがあります。
「クリスマスには」が少し強調されるので、「他の日は幸せではない」というニュアンスがあります。
私はあなたについて幸せです(私はあなたのことを嬉しく思います)
- I am happy for you.
「誰について」を付け加えるなら、文の最後に for you などをつけます。
この文は直訳すると不自然ですが、例えばうれしい知らせがあった時に「よかったね!」という意味で使えます。
私は幸せです(SV)の語順の例
I am happy. と同じ語順の例を挙げると、次の通りです。
- I am strong.
私は強いです。
- You are smart.
あなたは賢いです。
- She is kind.
彼女は親切です。
- We are together.
私たちは一緒です。
- They are popular.
彼らは人気があります。
このように、「誰が〇〇である」を「誰が」「である」「〇〇」の順番で表現します。
私はりんごが好きです(SVO)
- I like apples.
私はりんごが好きです。
「私は幸せです」と同様、日本語とは語順が異なります。
I like apples. ならわかるけど、単語が難しくなると、順番に迷ってしまう…
という人は、I like apples. を体に染み込ませてください。
そうすればもう迷いません。
私はりんごが好きです(SVO)をアレンジ
I like apples. をアレンジしてみます。
基本的な文の形は同じなので、日本語とは違う語順になります。
私はりんごが好きではありません
- I don’t like apples.
「好きではない」というときは、I don’t like apples. のように like の前に don’t が入ります。
私はりんごが好きかもしれません
- I may like apples.
「かもしれない」の部分、may は like apples の前です。
like が may like になっただけだと思えばわかりやすいでしょう。
私は以前はりんごが好きでした
- I used to like apples.
「かつてそうだった」という意味を表す used to は、「りんごが好き」の意味の like apples よりも先にきます。
私はほとんどりんごが好きではありません
- I hardly like apples.
「ほとんどりんごが好きではない」と程度を表したい時は、like の前に hardly がきます。
これは、他の位置に来ることはありません。
私は全くりんごが好きではありません
- I never like apples.
「全くりんごが好きではない」というときは、never が like の前にきます。
これも、他の位置にはきません。
私はりんごがとても好きです
- I like apples so much.
りんごが好きな程度を表すには、like apples の後に very much や so much をつけます。
like apples very much や like apples so much は、このかたまりで覚えてください。
また、really を使って I really like apples. ということもできます。
really は like の前に来ます。
(もちろん、I love apples. もよく使います。)
私は温かいりんごが好きです
- I like hot apples.
「どんな」りんごが好きなのかを言いたい時は、apples の前に hot などをつければOKです。
これは他の場所にはきません。
私は夏のりんごが好きです
- I like apples in Summer.
「いつの」りんごが好きなのかを表現するには、in Summer などを文の最後につけます。
文の最初に「いつ」を持ってきても問題ありませんが、この場合、文脈によっては意味が変わってきます。
この例では、In Summer, I like apples. です。
I like apples in Summer. は、次の二通りの意味に取れます。
- 夏のりんごが好きです。
- 夏は、りんごが好きです。
「夏のりんご」が好きだというのに対し、夏の時期にはりんごが好きだという少し違う意味になります。
これに対し、In Summer, I like apples. は、次の意味になります。
- 夏は、りんごが好きです。
「夏には」が少し強調されるので、「他の季節はりんごが好きではない」かもしれませんし、「他の季節は他の果物が好き」なのかもしれません。
私はりんごが好きです(SVO)の語順の例
I like apples. と同じ語順の例を挙げると、次の通りです。
- I read books.
私は本を読みます。
- You have money.
あなたはお金を持っています。
- She rides a bike.
彼女はバイク(自転車)に乗ります。
- We take responsibility.
私たちは責任を取ります。
- They sing songs.
彼らは歌を歌います。
このように、「誰が〇〇をする」を「誰が」「をする」「〇〇」の順番で表現します。
私は彼に手紙を送ります(SVOO)
- I send him a letter.
私は彼に手紙を送ります。
「私は幸せです」「私はりんごが好きです」と同じように、英語では「送ります」が先に来ます。
「彼に」「手紙を」の部分は、逆の「手紙を」「彼に」の順番でももちろんあっています。
その場合は、I send a letter to him. のように、to him と表現します。
ただ、I send の部分は順番が変わりません。
私は彼に手紙を送ります(SVOO)をアレンジ
I send him a letter. をアレンジしてみます。
私は彼に手紙を送りません
- I don’t send him a letter.
ここでは、日本語と語順が違いますね。
「しない」というときは、I don’t send のように send の前に don’t が入ります。
私は彼に手紙を送るかもしれません
- I may send him a letter.
「かもしれない」の部分、may は send の前です。
私は彼に手紙を送りたいです
- I would like to send him a letter.
「したい」という意味の would like to は、「彼に手紙を送る」の意味の send him a letter よりも先にきます。
私はよく彼に手紙を送ります
- I often send him a letter.
ここから先は、文に付け足して詳しくするアレンジです。
「どれくらい頻繁に」彼に手紙を送るのかということを表現するのに、often を入れる場合はたいてい send の前になります。
これは I send him a letter often. でもOKですが、I often send him a letter. の方が自然です。
私は月に1回彼に手紙を送ります
- I send him a letter once a month.
「どれくらい頻繁に」という頻度を具体的な数字で表現するには、once a month などが使えます。
ここでは、once a month は、文の最初や最後に来ます。
Once a month, I send him a letter. でもOKです。
他にも、次のように表す頻度によって使うフレーズを変えられます。
- everyday:毎日
- every week:毎週
- every three months:3ヶ月ごと
- once every six months:6ヶ月に1回
- twice a year:年に2回
私はほとんど彼に手紙を送りません
- I seldom send him a letter.
「ほとんど送らない」と程度が少ないことを表したい時は、send の前に seldom がきます。
これは、他の位置に来ることはありません。
私は彼に全く手紙を送りません
- I never send him a letter.
「全く送らない」というときは、never が send の前にきます。
これも、他の位置にはきません。
私は家から彼に手紙を送ります
- I send him a letter from home.
「どこから」彼に手紙を送るのかを言いたい時は、文の最後に from home などをつければOKです。
この「どこから」は、文の最初に from home をつけることもできますが、ちょっと不自然な感じがします。
この例では、From home, I send him a letter. となります。
普通はこのように言わないので、I send him a letter from home. で覚えてください。
私は彼の誕生日に彼に手紙を送ります
- I send him a letter for his birthday.
「いつ(に向けて)」彼に手紙を送るのかを表現するには、for his birthday などを文の最後につけます。
場所を説明するときと同じで、文の最初に「いつ(に向けて)」を持ってきても問題ありません。
この例では、For his birthday, I send him a letter. です。
意味は同じですが、文の最後にある方が自然なので、I send him a letter for his birthday. で覚えてください。
語順とは関係ありませんが、「あれ?なんで on his birthday じゃないの?」と思った方もいると思います。
I send him a letter on his birthday. の場合、彼の誕生日の日に手紙を投函するという意味に受け取れます。
つまり、on his birthday では send という行動を誕生日にとっていることになります。
I send him a letter for his birthday. なら、彼の誕生日の日に届くように(彼の誕生日に向けて)手紙を送るという意味になります。
私は彼に小包と一緒に手紙を送ります
- I send him a letter with a package.
「小包と一緒に」を付け加えるなら、文の最後に with a package や with a parcel などをつけます。
多くの場合、こうした付け加えの情報は、文の後から足していけば問題ありません。
私は彼に手紙を送ります(SVOO)の語順の例
I send him a letter. と同じ語順の例を挙げると、次の通りです。
- I write you an email.
私はあなたにメールを書きます(送ります)
- You lend me money.
あなたは私にお金を貸します。
- She gives you an offer.
彼女はあなたにオファーを申し出ます。
- We buy her a gift.
私たちは彼女にプレゼントを買います。
- They draw you a picture.
彼らはあなたに絵を描きます。
このように、「誰が××に〇〇をする」を「誰が」「する」「××に」「〇〇を」の順番で表現します。
私は彼女を笑顔にします(SVOC)
- I make her smile.
私は彼女を笑顔にします。
make の使い方がよくわからないという人のために、この言葉を聞いたことはないですか?
We make America great again.
そう、「アメリカを再び偉大にする」というトランプ元大統領のスローガンでしたね。
つまり、make は何かを何かの状態にするという意味で使う便利な言葉です。
語順についてもみてみましょう。
「私は彼に手紙を送ります」では、 I send him a letter. と him (人)が手紙より先に来ていましたね。
それと同じように、この場合も、her (人)が先に来る語順になります。
I send him a letter. では、I send a letter to him. のように「手紙」と「彼」の位置を変えてもよかったですね。
しかし、I make her smile. はこの順番しかありません。
ひたすらこの文を声に出して、覚えてください。
私は彼女を笑顔にします(SVOC)をアレンジ
I make her smile. をアレンジして、いろいろな説明がどこに入るかをみてみましょう。
私は彼女を笑顔にしません
- I don’t make her smile.
だんだん、パターンがつかめてきたでしょうか。
「しない」というときは、I don’t make her smile. のように make の前に don’t が入ります。
これも、日本語とは違う語順です。
私は彼女を笑顔にするべきです
- I should make her smile.
「するべき」の部分、should は make の前です。
「しない」の場合と同様の語順です。
私は彼女を笑顔にしたいです
- I would like to make her smile.
「したい」という意味の would like to は、「彼女を笑顔にする」の意味の make her smile よりも先にきます。
私は時々彼女を笑顔にします
- I sometimes make her smile.
ここから先は、文に付け足して詳しくするアレンジです。
「どれくらい頻繁に」彼女を笑顔にするのかということを表現するのに、sometimes を入れる場合はたいてい make の前になります。
これは I make her smile sometimes. でもOKです。
私は毎日彼女を笑顔にします
- I make her smile everyday.
時々ではなく、「毎日」彼女を笑顔にすることを表現するには、everyday が使えます。
ここでは、everyday は 文の最後です。
everyday は、文の最初に来ても問題ありません。
私はほとんど彼女を笑顔にしません
- I hardly make her smile.
「ほとんど彼女を笑顔にしない」と程度を表したい時は、make の前に hardly がきます。
これは、他の位置に来ることはありません。
私は全く彼女を笑顔にしません
- I never make her smile.
「全く彼女を笑顔にしない」というときは、never が make の前にきます。
これも、他の位置にはきません。
私は彼女をとても笑顔にします
- I make her smile a lot.
彼女を笑顔にする程度が多いことを表すには、文の最後に a lot や so much、 very much などをつけます。
これらの飾りは、他の位置にはきません。
私はその公園で彼女を笑顔にします
- I make her smile at the park.
「どこで」彼女を笑顔にするのかを言いたい時は、文の最後に at the park などをつければOKです。
このように場所についていう場合、文の最初でも意味が変わらなければ問題ありません。
この例では、At the park, I make her smile. となります。
少しだけニュアンスの違いがある以外、意味合いは同じです。
At the park が先に来ると、「私はその公園で彼女を笑顔にします」というよりは、「その公園では彼女を笑顔にします」と「その公園では」が少し強調されます。
「その公園では彼女を笑顔にします。学校では真剣な顔にします」のように、場所を対比するニュアンスがあります。
私は日曜日に彼女を笑顔にします
- I make her smile on Sundays.
「いつ」彼女を笑顔にするのかを表現するには、on Sundays などを文の最後につけます。
場所を説明するときと同じで、文の最初に「いつ」を持ってきても問題ありません。
この例では、On Sundays, I make her smile. です。
場所の説明と同様、意味は同じですが、若干のニュアンスの違いがあります。
「日曜日には」が少し強調されるので、「他の日は彼女を笑顔にしないかもしれない」というニュアンスがあります。
私はこの歌で彼女を笑顔にします
- I make her smile with this song.
「なにで(何によって)」を付け加えるなら、文の最後に with this song などをつけます。
私は彼女を笑顔にします(SVOC)の語順の例
I make her smile. と同じ語順の例を挙げると、次の通りです。
- I find it interesting.
私はそれを面白いと思います。
- You leave the door open.
あなたはそのドアを開けたままにします。
- She keeps her room clean.
彼女は自分の部屋を清潔に保ちます。
- We call them our family.
私たちは彼らを家族と呼びます。
- They drive me crazy.
彼らは私をおかしくします(彼らのせいで私はおかしくなります)。
このように、「誰が××を〇〇にする」を「誰が」「する」「××を」「〇〇に」の順番で表現します。
場所・時間・誰と・その他の飾り
- I cook at home with my daughters in the evenings.
私は夜、娘と家で料理をします。
最初の例文でみてみると、「場所」「誰と」「時間」の語順になっています。
この順番は特に決まっているわけではありません。
I cook の後に続いてさえいれば、この3つの飾りの順番を変えても全く問題ありません。
つまり、以下の順番も全て文法的に正しいです。
- I cook at home in the evenings with my daughters.
- I cook with my daughters at home in the evenings.
- I cook with my daughters in the evenings at home.
- I cook in the evenings at home with my daughters.
- I cook in the evenings with my daughters at home.
場所・時間・誰と・その他の飾りの語順の例
- I cook with my passion and love for my family.
私は熱心に家族への愛をこめて料理をします。
- You are happy with your progress on this project for today.
あなたは今日この案件の進歩に満足しています。
- She likes apples as much as grapes.
彼女はブドウと同じくらいりんごが好きです。
- We send him a letter for his anniversary every year.
私たちは毎年彼の記念日に、彼に手紙を送ります。
- They make her smile by telling her some funny jokes.
彼らは彼女に面白い冗談を言って、彼女を笑顔にします。
この例をみると、何か気づくことがありませんか?
そう、「誰が」「する」「××を・××に」「〇〇を・
〇〇に」以外の部分は、その後につければ良いのです。
順序も、入れ替わっても問題ありません。
先に説明したように、以下の太字のような単語は、am の後、cook や like の前にきます。
I am always happy.
I never like apples.
I sometimes make her smile.
I often cook.
英語文法一覧
英語の文法を身につけるための5つの例文を、一覧にまとめました。
- I cook.
私は料理をします(SV)
- I am happy.
私は幸せです(SVC)
- I like apples.
私はりんごが好きです(SVO)
- I send him a letter.
私は彼に手紙を送ります(SVOO)
- I make her smile.
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いかがでしたか?
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