友達って呼べる人、何人いるかな?てかまず、「友達」の定義ってなんだろう?
これ、一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。
小さい頃は、出会った人をためらわずに友達と呼んでいたはず。
なのに、今では「友達ってなに?」状態。
そこで、
を考え続けた私がたどりついた、自分なりの「友達の定義」を紹介します。
目次
友達を辞書でひいてみると…
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友 (ほうゆう) 。友。
「一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人」程度ならいくらでもできますが、
互いに心を許し合える相手は多くないですよね。
その点、ある意味的を得ているかも?
人それぞれ違う 友達 定義
他の人の意見を見てみると、
定義しようとした時点で友達じゃない
長時間一緒にいても疲れないこと
一緒にいて笑えること
話を聞いて共感してくれること
無条件で好きであること
上でもなく下でもなく、全く同じ目線で付き合えること
など、 いろいろありました。
一つずつ考えてみます。
定義しようとした時点で友達じゃない
うーん…どんな言葉も定義できますよね。
この意見だと、「友達とは何か」を考えるのを放棄しているような感じがします。
定義は人それぞれ違う、というのは理解できます。
でも、「その人なりの定義」ならできるはずです。
一緒にいて笑えること
一緒にいて笑えるだけなら、別に友達じゃなくても誰でもいいですよね?
この意見を持っている人は、心を許していない人と一緒に笑うことができないのかもしれません。
話を聞いて共感してくれること
話を聞いてくれて、共感してくれたらうれしいですね。
心が通じているような感じがします。
でもだからといって友達だとは思いません。
仕事上の関係であっても、話を聞いて共感することはよくあります。
むしろ、仕事の関係の方がそうするかもしれません。
逆に、共感しない時にも、それを正直に言える人の方が貴重な気がします。
無条件で好きであること
これは、「愛」の定義でしょうか?
確かに大切な友達のことは無条件で好きかもしれません。
しかし無条件で好きな人はみんな友達かと言われると、わかりませんよね。
恋人かもしれないし、自分の子どもかもしれません。
上でもなく下でもなく、全く同じ目線で付き合えること
友達ってそういうものだと思っていましたが。
上司・先輩・後輩とか、上下関係がある相手と上や下になるのは分かります。
でも友達なら、同じ目線でないと疲れますよね。
自分より上とか下とか考える時点で、人のことを「判断」してることになります。
それは友達とは言えないと思います。
長時間一緒にいても疲れないこと
これは相性として一つありそうですね。
例えば、二人で一緒に旅行に行ける友達って何人いるでしょう?
そう多くないと思います。
何人かで旅行するならいいけど、 二人っきりはちょっと…って言う人いますよね?
そういう人とは一緒にいると気を使う、自分らしくいられないということです。
その人は本当の意味で友達ではないかもしれません。
良い友達・本当の友達の特徴
先ほど紹介した、
一緒にいて笑えること
話を聞いて共感してくれること
無条件で好きであること
上でもなく下でもなく、全く同じ目線で付き合えること
長時間一緒にいても疲れないこと
これらは、友達の定義ではないと思います。
でも、本当の友達の「特徴」ではあるかもしれません。
本当に大切な友達とは何か?を考え続けた私が思う、友達の定義
世界一周することを決めて、自分にとって本当に大切なものが見えてきた時、
本当に大切な友達とは何か?
ということもずっと考えていました。
私が思う友達の定義は、
「どれくらいの頻度で遊びに行くか」
「連絡を取り合っているか」
などでは決してありません。
結論をいうと、
「人のことを判断せずに受け入れてくれる人」
じゃないかなと思います。
この「判断せずに」という言葉ですが、無意識に人を判断している人は多いと思います。
この人は時々遅刻するダメな人だ。この人よりは僕の方がしっかりしている
この人はファッションセンスがないダサい人。この人よりは私の方がセンスがいい
そんなこと思ってない!と否定しても、口に出さないだけで思ってる人が多いはず。
反対に
この人は一流企業に勤めて、給料も僕の1.5倍稼いでる。この人といれば奢ってもらえる
この人は本当に美人だしモテるよね。この子といると私もモテる
と、自分と比べて優れているから、一緒にいると得をすると考えたり。
そういう「判断」をすることなく、ありのままにあなたを受け入れてくれる人が友達だと思います。
遅刻グセがあってもなくても、
ファッションセンスがあってもなくても、
どんな仕事をしていても仕事をしていなくても、
美人でもブスでも、
関係なくあなたを大切にしてくれる人です。
そういう人を、私は友達と呼びます。
友達がいないからと言って気にする必要はない
Photo by Omar Lopez on Unsplash
口に出さないだけで、人を判断してる人はたくさんいます。
判断せずにありのままに受け入れてくれる人は、レアですよ。
だから、そういう友達がいなくても気にする必要はありません。