最短で一度きりの人生を幸せに導くために必要なことを全て教えます。
今や、日本の若者から高齢者まで、将来が不安だという人は多いでしょう。
20年以上も経済が停滞してきたわけなので、将来の見通しが明るくないのは当然です。
ただ漠然と「将来が不安」だと言っても、 何に対して不安なのかが分からなければ不安なまま一生を終えることになります。
そこで、将来が不安な理由別に、その不安を解消する方法を考えます。
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目次
将来が不安な理由
「将来が不安」と一口に言っても、何を心配しているかによって色々です。
心配の内容を
経済的な不安
人間関係の不安
健康面の不安
孤独への不安
死や老いへの不安
の5つに分けて考えてみます。
経済的な不安
老後の資金が足りるか不安
銀行にいた時の顧客は、ほとんどの人がこう口にします。
「年金で食べていけるか不安」
「老後のお金が心配」
確かに、国の年金制度が崩壊しているので、不安になるのは分かります。
国も、「ごめん、やっぱり年金払えないわ」という時が来るのを見越して、ニーサ制度や税制の改正など、いろいろ試行錯誤はしていますよね。
しかし、あまりにも不安になりすぎて、貯金することが目的になってしまっても本末転倒です。
また60歳、70歳、80歳になっても、「老後」が心配だという人がたくさんいました(もうすでに老後を迎えているにもかかわらず)。
今の仕事が続けられるか不安
バブルが崩壊してから特に、「安定した仕事についていられるか不安」という人が多いようです。
20年以上も、
給料が上がらない
リストラや派遣切りにあうかもしれない
大企業すらいつ潰れるかわからない
時代が続いているので、当然でしょう。
5年前就職活動をしていた時も、学生に有利な売り手市場と言われていたにもかかわらず、学生は安定志向・大手志向そのものでした。
もしもの時にお金が足りるか不安
急に病気になることへの不安とも重なりますが、
病気の治療費
事故の治療費
車や家の修理費
その他、やむを得ない出費があった時に足りるか不安に思う人もいます。
人間関係の不安
家族関係の不安
家族や親戚の中で問題があって不安になることもあるでしょう。
何かがきっかけで家族との関係が悪くなったり、疎遠になったりすることもあります。
一番近い関係だけに、失う不安も大きいです。
今の友人との関係が続くか不安
家族よりも簡単に崩れやすいのが友人関係です。
学校、職場、住む場所、コミュニティから一旦抜けると、全く連絡を取らなくなることもよくありますよね。
友人は家族とは違った意味で、心の拠り所になることも多いので失うのは確かに怖いことです。
今の恋人との関係が続くか不安
特に関係を保つのに努力が必要なのが恋人関係でしょう。
強いようでいて一番はかない関係でもあると思います。
あまり相手を失う不安が大きいと、相手を束縛するなど、自ら関係を終わらせる方向に向かってしまうこともあります。
健康面の不安
急に病気や怪我をすることへの不安
病気や怪我は、いつ誰がなってもおかしくないので、多かれ少なかれ誰にでも不安はあると思います。
実際になった場合、具体的には
看病してくれる人がいないこと(孤独への不安)
収入がなくなること(経済的な不安)
が不安要因になります。
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家族が病気や怪我をすることへの不安
自分だけでなく、近い存在である家族が病気や怪我をするのも不安です。
親は子を、子は親を、ほとんどの人が心配するのではないでしょうか。
孤独への不安
特に一人暮らしの人は、寂しさを感じ、その孤独が不安の種になっていることもあるでしょう。
「この人を失ったらどうしよう」という人間関係の不安も、孤独への不安だと言えます。
結婚できるか不安
他の不安よりも人々が口にするのが、「結婚できるかどうか」への不安です。
いい相手が見つからない
幸せな結婚生活ができる自信がない
など、一生独身でいることの不安の要因はたくさんあります。
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死や老いへの不安
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どんな人でも、必ず歳を取り、必ず死にます。
(ホモ・デウスに書かれているように、人間が不死や非死になったら別ですが。)
誰だって老いて体が動かなくなったら不安です。
死んだ後どうなるかなんて分からないので、尚更不安です。
将来への不安を解消する方法
では、その不安を解消するにはどうすればいいでしょう?
自分の不安が何かを知る
問題を解決するには、まず問題が何かをはっきりさせる必要があります。
不安なことを全て具体的に、箇条書きで紙に書き出す
例えば、
・今の仕事が続けられるのか不安
・恋人との関係が今後も続くかどうか不安
・急な病気が心配
と書き出したとします。
書き出した不安を、5つの不安に分類する
5つの不安:
経済的な不安
人間関係の不安
健康面の不安
孤独への不安
死や老いへの不安
・今の仕事が続けられるのか不安
今の仕事が数十年後なくなるのではないか?
今の会社の経営が傾いたらどうしよう。
給料が上がらず生活が苦しくなったらどうしよう。
こうした不安は、最終的に経済的な不安に分類できます。
・恋人との関係が今後も続くかどうか不安
恋人が自分から離れていってしまったらどうしよう。
恋人は浮気をしているのではないか?
恋人と今後もうまくやっていけるだろうか?
こうした不安は、人間関係の不安に分類できます。
・急な病気が心配
急にがんや糖尿病だと診断されたらどうしよう。
急な病気で働けなくなったらどうしよう。
病気で辛い時に誰もお見舞いに来てくれなかったらどうしよう。
こうした不安は、健康面の不安だけでなく、死や老いへの不安、経済的な不安、孤独への不安が合わさっています。
経済的な不安
人間の悩みの8割はお金があれば解決する、とどこかで見たことがあります。
8割かどうかはわかりませんが、多くを解決するのは間違いありません。
お金は転ばぬ先の杖になってくれます。
あれが不安これが不安、と言う前にまずは貯める事です。
毎月給料から天引きで、積立することから始めましょう。
健康面の不安
お金は急に入ってくることもありますが、健康は1日にしてならずです。
食事、運動、ストレスが健康に大きく関わるので、そこに気を配るのが良いでしょう。
ストレスは根本の問題を解決するのが一番の近道ですが、方法は一概に言えないので、食事と運動について考えます。
食事を改善する
普段、塩分・糖分・油分・炭水化物ばかり食べていると、1日だけ健康的なものを食べても意味がありません。
不安に思うなら、
自炊する
栄養のあるものを食べる
といった基本的なことを続ける以外に、近道はありません。
運動を改善する
運動は、現代人は絶対的に足りない人が多いでしょう。
すぐできることとして、
なるべく歩く
自転車通勤する
ジョギングやランニングをしてみる
何でもいいので自分にできる運動をしてみる
といったことがおすすめです。
…そうは言っても、運動はなかなか始められない、続かないとおっしゃるでしょう。
私も社会人になってからずっと、運動してこなかったのでわかります。
忙しい現代人にもすぐできる一番ハードルの低いことは、「歩くこと」です。
この記事でも、「楽しい人生を送るための方法」として「歩くこと」を提案しています。
>> 人生つまらない状態から脱却して楽しい人生を送る簡単な方法
たとえ運動が苦手でもできます。
いますぐ始めてみましょう。
まずは通勤途中の道のりを1駅分歩く、などでも構いません。
はじめの一歩のやる気を出すものとして、携帯端末をつける方法もあります。
私はFit Bitを使っていますが、毎日一万歩達成しようとする動機になるのでおすすめですよ。
ちなみに一万歩は、案外あっという間に達成できます。
人間関係の不安
人間関係ばっかりは一口に「誰でもこれさえすれば OK」 ということはありません。
ただひとつ言えることは、誰との関係であっても
ありがとう・ごめんなさいをきちんと言う
嘘をつかない
問題をそのままにせずに話し合う
といった基本的なことができれば、大抵の人間関係はうまくいくと思います。
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つい恥ずかしくてありがとうが言えなかった…
つい嘘をついてしまった…
向き合うのが怖くて言いたいことが言えずにいる…
誰にでもあることですが、ここを乗り越えないと不安からも抜け出せなくなります。
孤独への不安
人間は誰しも孤独です。
死ぬときは皆一人です。
あなたが頼りにしているあの人も、ずっとそばにいてくれるとは限りません。
孤独を克服するのに、おすすめしたいのは一人旅です。
誰かと一緒にいるとどうしても、一人でじっくり考える時間がありません。
できれば海外で、全く知らない土地に行くのがお勧めです。
無理なら国内旅行でもいいので、ぜひ一人でどこかに出かけてみてください。
「一人でいること=孤独」ではないんだと気づくことができますよ。
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死や老いへの不安
死も老いも、誰にも避けられないものです。
死を経験した人間は生きていないので、その経験したことのないものへの不安を克服できる人はそう多くないはずです。
しかし、死ぬ間際になって後悔しなくていいようにすることはできるのではないでしょうか?
ではどうすれば後悔しないで済むのか?
それは、生きている「今」を充実させることしかありません。
日頃から、一生懸命今を楽しむこと
やりたいことを後回しにしないこと
それだけです。